「万葉集」(2019年4月5日作成)
2019年4月1日に新元号「令和」が発表されました。
出典は、万葉集巻五に収録された「梅花の歌三十二首 序を并せたり」です。「初春の令月にして、気淑く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす」から「令和」となりました。
万葉集は、日本に現存する最古の和歌集で8世紀後半の奈良時代に成立したと見られます。全20巻から構成され、天皇・貴族をはじめとした上流階級が詠んだ和歌から、防人の歌や東歌といった庶民が詠んだ和歌まで4500首以上収録されています。
出典が判明している元号はこれまで77ありますが、すべて中国の古典から名付けられています。「令和」が初めて日本の古典から選ばれたということも話題となり、万葉集の人気が急上昇しています。改元を機に読んでみてはいかがしょうか。
今回は小項目「万葉集」から索引30件を選んで紹介します。
※今回紹介した索引の雑誌記事コピーをご希望の場合は、遠隔地の方でも資料配送サービスで取り寄せることが出来ます。 どうぞご利用下さい。
No1
記事種類
タイトル 大岡信の世界 はるかなることばの記憶 大岡信の『万葉集』 窪田空穂に学んだもの
執筆者 上野誠
雑誌名
ユリイカ臨増
発行日
2017年07月
ページ 214-220
備 考 ‖大岡信[詩人]‖窪田空穂[歌人,国文学]‖万葉集
No2
記事種類
タイトル 日本列島 花の旅へ! 9月 萩 歌枕に咲く万葉の花。あをによし奈良の都へ 万葉びとが愛した花 ※『万葉集』で最も多く表現されている花、萩の歌2首を紹介
執筆者 上野誠
雑誌名
婦人画報
発行日
2016年03月
ページ 92-95
備 考 万葉集
No3
記事種類
タイトル 敗者の古代史 研究 『万葉集』に見える敗者の歌 最古の和歌集のなかに生き残った人びと ※有間皇子、大津皇子、麻績王
執筆者 鈴木織恵
雑誌名
歴史読本
発行日
2014年04月
ページ 156-161
備 考 古代史,日本古代史,万葉集,古代
No4
記事種類
タイトル 野鳥を鑑る 万葉集に詠まれた鳥たち わが国最古の歌集『万葉集』。この中には鳥を詠んだ歌が少なくない。そこには鳥に季節の移ろいや生きる喜び悲しみを見出す日本人の心情が詠みこまれている
執筆者 国松俊秀
雑誌名
てんとう虫
発行日
2012年11月
ページ 20-23
備 考 万葉集
No5
記事種類
タイトル 美しい日本の言葉 美しい“やまとうた”の世界 万葉集 古の詠み人たちの魂の歌 1000年以上も前に人生の喜びと悲しみを歌った万葉人たちの言葉
執筆者 吉村誠
雑誌名
一個人
発行日
2011年07月
ページ 22-31
備 考 万葉集
No6
記事種類
タイトル 平城京・陰謀と荘厳の古代国家 論考 『万葉集』で読み解く王朝文学史 柿本人麿、大伴旅人と山上憶良、大伴家持、編纂者たちの文学方法から時代の関心を読む
執筆者 古橋信孝
雑誌名
歴史読本
発行日
2010年06月
ページ 160-167
備 考 万葉集
No7
記事種類
タイトル 平城京遷都1300年記念特集 万葉集であるく奈良 第1章 遷都が語る万葉ごころ 答える人・上野誠 ※万葉集と奈良、万葉びとのふるさと、徒歩20分の大遷都、やまとうたの復権
執筆者 上野誠
雑誌名
芸術新潮
発行日
2010年04月
ページ 26-51
備 考 万葉集,奈良
No8
記事種類
タイトル 古代史を書き換える21の新・論点 特別論考 『万葉集』をめぐる謎 都の不思議をうつす最古の歌集 和歌の方法を決定づけた大伴家持・柿本人麿の文芸スタイルと都人の感性
執筆者 古橋信孝
雑誌名
歴史読本
発行日
2009年08月
ページ 154-159
備 考 万葉集
No9
記事種類
タイトル 私の好きな「万葉集」 時を越え、心に響く歌がたくさんあります
執筆者 田辺聖子/五大路子/武田双雲/他
雑誌名
ゆうゆう
発行日
2008年09月
ページ 112-121
備 考 万葉集
No10
記事種類
タイトル 人生を潤す言葉 万葉びとの残した歌 千数百年にわたり日本人の心を潤し、読み継がれてきた『万葉集』の魅力
執筆者 花井しおり
雑誌名
致知
発行日
2008年08月
ページ 34-38
備 考 万葉集
No11
記事種類
タイトル 8世紀の文学 万葉集巻5への途
執筆者 森朝男
雑誌名
文学
発行日
2008年01月
ページ 39-49
備 考 万葉集
No12
記事種類
タイトル 特集 日本のこころ万葉集 口ずさみ、歌いたい ※『万葉集』を解く3つのキーワード、万葉の宮都を歌う、悲劇の主人公たちの恋の系譜、古筆、基本、エピソード
執筆者 岡野弘彦/名児耶明/針原孝之
雑誌名
なごみ
発行日
2007年10月
ページ 20-57
備 考 万葉集
No13
記事種類
タイトル 日本の書物への感謝 6回 『万葉集』
執筆者 四方田犬彦
雑誌名
図書
発行日
2006年06月
ページ 46-51
備 考 万葉集
No14
記事種類
タイトル 『万葉集』を旅する 時空を超えて、心揺さぶる最古の歌集 ※飛鳥、吉野、阿騎野、紀伊、越中、石見、太宰府、関東…
執筆者 白川静/中西進/葛西敬之/他
雑誌名
サライ
発行日
2006年04月20日
ページ 20-36/39-64
備 考 旅行地,万葉集,旅行,名所,歴史散歩
No15
記事種類
タイトル 臨床の語用論・1 ユーモアの語用論 『万葉集』『古今集』に見る笑い
執筆者 織田正吉
雑誌名
現代のエスプリ
発行日
2005年05月
ページ 198-204
備 考 万葉集,古典,笑い,古今和歌集
No16
記事種類
タイトル らくらく 心やすまる和の生活 万葉衣類考 秘め事もアッケラカン ※「万葉集」に登場する下衣(ランジェリー)、帯、ファッション
執筆者 渡辺康則
雑誌名
サンデー毎日臨増
発行日
2005年03月18日
ページ 142-143
備 考 歴史,万葉集,ファッション
No17
記事種類
タイトル 1月の、小和樂 「萬葉集」は生きている! 1400年を経てなお、胸中に息づくメッセージ
執筆者 小島ゆかり/中村雀右衛門/町田康/他
雑誌名
和楽
発行日
2005年01月
ページ 158-175
備 考 万葉集
No18
記事種類
タイトル 〈香り〉のすがた 古代人の感覚 ニホフとカから ※嗅覚表現が乏しいとされる『万葉集』
執筆者 多田一臣
雑誌名
文学
発行日
2004年09月
ページ 16-22
備 考 万葉集
No19
記事種類
タイトル 美しき「やまとことば」を訪ねて 万葉の心を旅する 飛鳥路・大和路・近江路 ※万葉集の歌の舞台になった地を訪ねる
執筆者
雑誌名
家庭画報
発行日
2004年05月
ページ 51-86
備 考 万葉集,奈良,飛鳥,大和路
No20
記事種類
タイトル 『万葉集』の「なんでだろう」 ※本によって違う柿本人麻呂の133番歌、類似表現が多い「なぜ」
執筆者 間宮厚司
雑誌名
本の話
発行日
2003年09月
ページ 54-55
備 考 万葉集
No21
記事種類
タイトル 大人のための古典・名作案内 9回 万葉集 古代日本人のおおらかな精神の結集。日本語の美しさの原点がここにある
執筆者 長尾剛
雑誌名
歴史街道
発行日
2003年01月
ページ 110-111
備 考 万葉集
No22
記事種類
タイトル 読んだつもりの古典文学 14回 万葉集(前篇) サラリーマンヨウ集
執筆者 山口博
雑誌名
新潮45
発行日
2001年11月
ページ 254-258
備 考 ‖山口博[聖徳大学,国文学]連載‖万葉集,連載
No23
記事種類
タイトル 万葉・東歌を歩く 1回 真間の手児奈
執筆者 高橋順子
雑誌名
ミセス
発行日
2001年01月
ページ 261-263
備 考 万葉集,連載
No24
記事種類
タイトル 『日本書紀』と謎の古代歴史書 万葉集の伝存過程 「歴史」資料としての『万葉集』
執筆者 中山和之
雑誌名
歴史読本
発行日
2000年06月
ページ 184-189
備 考 万葉集
No25
記事種類
タイトル 異説日本史 『万葉集』編者は大伴家持ではなかった ※『万葉集』はいかにして誕生し育まれ形成されたのか 誰も今まで聞いたことのない、目からウロコの文学史
執筆者 山口博
雑誌名
新潮45
発行日
2000年04月
ページ 112-120
備 考 ‖大伴家持[歌人]‖山口博[聖徳大学,国文学]‖万葉集
No26
記事種類
タイトル 「古典」とは何か 万葉集私感 言霊と言挙
執筆者 桶谷秀昭
雑誌名
新潮
発行日
1991年01月
ページ 218-221
備 考 ‖桶谷秀昭[文芸評論家]‖万葉集
No27
記事種類
タイトル 万葉の歌びと 『万葉集』成立の謎 編纂の意図
執筆者 村山出
雑誌名
別冊歴史読本
発行日
1990年07月
ページ 24-29
備 考 万葉集
No28
記事種類
タイトル 万葉集の主役たち 天武朝の挽歌・万葉集
執筆者 小林惠子
雑誌名
文学界
発行日
1990年01月
ページ 306-326
備 考 ‖小林惠子[古代史]‖万葉集
No29
記事種類
タイトル ART NEWS 新発見の万葉集古写本
執筆者
雑誌名
芸術新潮
発行日
1983年01月
ページ 14
備 考 万葉集
No30
記事種類
タイトル 萬葉ものかたり
執筆者 佐々木信綱
雑誌名
文藝春秋
発行日
1926年04月
ページ 94-96
備 考 万葉集