索引ランキング2013

2013年人名索引ランキング

　
　2013年1年間に増加した人名索引「ベスト50」を紹介します。

　2013年の1位は櫻井翔、続いて相葉雅紀（2位）、二宮和也（3位）、松本潤（4位）、大野智（5位）、嵐（9位）の各メンバーで上位を独占しました。そのほかジャニーズからは、Ｋｉｓ－Ｍｙ－Ｆｔ２(16位)の玉森裕太が13位、Ｓｅｘｙ　Ｚｏｎｅ（49位）の中島健人が18位、関ジャニ８（46位）の錦戸亮が20位、ＳＭＡＰの中居正広（23位）・木村拓哉（25位）・草彅剛（30位）、ＫＡＴ－ＴＵＮの亀梨和也（26位）がランクインしています。

　政界では、2007年の辞任から再び首相に返り咲いた安倍晋三総理大臣が8位。安倍政権の成長戦略「アベノミクス」、「家庭内野党」の昭恵夫人ともども話題になりました。東日本大震災被災地の復興支援事業に力を入れている小泉進次郎・自民党青年局長は24位。父親の小泉純一郎元首相は「原発ゼロ」発言が話題となり37位にランクインしました。

　女性芸能人では、ＡＫＢ４８（7位）の大島優子が6位。ＡＫＢ以外のアイドルグループではＳＫＥ４８（21位）、ももいろクローバーＺ（28位）、ＮＭＢ４８（42位）、乃木坂４６（48位）がランクイン。日本中を“ハァハァさせた”エロスのカリスマ・壇蜜が11位に上昇。朝の連続テレビ小説『あまちゃん』のヒロイン・天野アキ役でブレイクした能年玲奈は27位。大河ドラマ『八重の桜』の主役を務め、紅白歌合戦の司会にも選ばれた好感度ナンバー1女優・綾瀬はるかは29位にランクイン。

　スポーツ界では、北海道日本ハムに入団した“二刀流スーパールーキー”大谷翔平が14位、オールスター戦で大活躍し話題を独占しました。師匠の長嶋茂雄とともに国民栄誉賞をＷ受賞、1日だけのマイナー契約を結びヤンキースの選手として引退した松井秀喜が15位。東北楽天ゴールデンイーグルス初優勝の大功労者・田中将大は19位にランクイン。移籍制度交渉で迷走するも、163億円契約でＮＹヤンキースに移籍が決まりました。ソチ五輪挑戦を前に「未婚の母」となったフィギュアスケートの安藤美姫は31位。4月にプロ転向したゴルフの松山秀樹選手は45位にランクイン。ルーキーイヤーで4勝、賞金王を獲得。海外ツアーでも全米・全英ともに日本人最高位となりました。　

　その他では、主演ドラマ『半沢直樹』が大ヒット、ドラマ中のセリフ「倍返し」が流行語にもなった俳優の堺雅人が38位。3年ぶりの小説『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』が発売1週間で100万部を達成した作家・村上春樹が35位にランクインしました。

（敬称略）

2014年2月調査
前年（－）は100位以下

※嵐、AKB48、HKT48、KAT-TUN、関ジャニ８、Kis-My-FT2、SMAP、Sexy Zoneのメンバーは、グループ件数と各個人の件数をプラスしてカウントしました。

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2013年件名索引ランキング

　件名項目索引2013年の増加件数「ベスト50」の紹介です。特に大きく順位の変動があった項目について振り返ってみました。

2位：「安倍内閣（2011～）」※「安倍内閣（２００６～２００７）」と別項目です
8位：「戦後財政」
11位：「株式市場、銘柄」
26位：「東京大会（2020）」※オリンピック
31位：「貿易自由化」
46位：「戦後日本経済一般」
 
  2007年の首相辞任、2009年の野党転落を経て自民党が政権に復帰、5年ぶりの第2次安倍晋三内閣が発足しました。憲法改正をにらんだ特定秘密保護法や、靖国参拝を巡る米中韓との外交の駆け引きもありますが、国民が期待したのは何よりも「アベノミクス」による景気回復。円安誘導、株価回復と2013年は一定の成果が上がったように思われますが、2014年4月の消費税率引き上げ後の影響はあるでしょうか。また参加を決断したＴＰＰですが交渉は難航しており、米国の中間選挙を控え早々の妥結にも至らない模様です。その一方で安倍首相も演説を行った五輪招致最終プレゼンで2020年夏季五輪の開催地が東京に決定、東京オリンピックはアベノミクス第4の矢と位置づけられました。

2位：「福島第１原発事故（2011）」
15位：「東日本大震災（2011）」
21位：「原子力発電」
 
　2011年3月11日の東日本大震災から3年の月日が経ちました。原発事故の避難指示解除に向けて除染作業が進められていますが、本当の「収束」はいつのことでしょうか。被災者への支援、被災地の復旧や復興はまだ半ば、小泉純一郎元首相の「原発ゼロ」発言が注目され、復興予算の無駄遣いが報じられましたが、時間の経過とともに索引の件数は少しずつ減少しています。

26位：「ＮＨＫ朝のテレビ小説」
31位：「その他番組」
37位：「テレビドラマ一般」
41位：「人気スター」
 
　2013年の話題をさらったのは「あまちゃん」「半沢直樹」をはじめとするテレビドラマでした。「あまちゃん」が描く“80年代アイドル”が再注目され“アイドル”のキーワードを含む「人気スター」項目の件数が増加しました。またテレビ番組“痛快！ビッグダディ”に登場する家族が番組終了後もメディアをにぎわし「その他番組」項目のランキングを大幅に押し上げています。

2014年2月調査
前年（－）は100位以下