索引ランキング２０１０

2010年人名索引ランキング

　2010年1年間に増加した人名索引「ベスト50」を紹介します。

　2010年の1位は小沢一郎・民主党元代表。幹事長職を鳩山総理と道連れ辞職、民主党代表選出馬、政治資金規正法違反での強制起訴などで話題となりました。

　献金問題や普天間基地問題で突然の辞意を表明した鳩山由紀夫前総理は13位、その後を引き継いだ菅直人総理は16位にランクイン。菅政権を陰で支えた仙谷由人前官房長官と、事業仕分けで話題となった蓮舫行政刷新担当相は28位。自民党を離党し「新党改革」を旗揚げした舛添要一元厚労相は40位。

　芸能界ではAKB48（7位）のメンバーが上位を独占しました。ソロ写真集や初主演ドラマ『Q10』などで話題になった前田敦子が2位。AKB総選挙で1位に輝いた大島優子（3位）、篠田麻里子（4位）、板野友美（5位）、小野恵令奈（6位）と続きます。アキバ発アイドルがついに、国民的アイドルとなりました。
芸能人ではありませんが、NHK大河ドラマ『龍馬伝』の大ヒットでクローズアップされた坂本龍馬が15位にランクイン。坂本龍馬役を演じた福山雅治が27位。
　歌舞伎界の色男・市川海老蔵は、結婚が話題に。年末におこした泥酔殴打事件で20位にランクインしました。その海老蔵と結婚し、女子アナから梨園の妻となった小林麻央は37位。

　男性芸能人のトップは、嵐の二宮和也（8位）。AKB48に上位を奪われましたが、松本潤（9位）、櫻井翔（10位）と嵐のメンバー3人がベスト10にランクインしました。KAT-TUNを脱退した赤西仁が23位、SMAPの木村拓哉が33位。関ジャニ8からは横山裕（46位）と村上信五（49位）とジャニーズが次々にランクイン。ジャニーズ以外では東方神起の活動休止後、新ユニット「JYJ」を結成したジェジュン（24位）、ジュンス（25位）、ユチョン（26位）の3人がランクインしました。

　女性芸能人では、映画・ドラマ共演者との熱愛がたびたび話題となる北川景子が42位。グラビア・モデル・ドラマ等多方面でブレイク中の佐々木希が50位にランクインしました。

　スポーツ界のトップは、2月に引退したにもかかわらず18位にランクインした朝青龍明徳。バンクーバー五輪は銀メダルに終わりましたが、フィギュア世界選手権で見事優勝した浅田真央が21位。不倫騒動で世界のメディアを賑わしたタイガー・ウッズが31位。日本ハムへの入団が決定してからの大フィーバーぶりや、経済効果が注目される斎藤佑樹が34位。日本相撲協会の理事に当選した貴乃花光司が38位。サッカーW杯南アフリカ大会でゴールを決めた日本代表・本田圭佑が47位にランクインしました。

（敬称略）

2011年3月調査
前年（-）は100位以下

順位	前年	人物名	件数
1	1	小沢一郎（政治家）	865
2	-	前田敦子（タレント、AKB48）	616
3	-	大島優子（タレント、AKB48）	597
4	-	篠田麻里子（タレント、AKB48）	585
5	-	板野友美（タレント、AKB48）	571
6	-	小野恵令奈（タレント、AKB48）	562
7	21	AKB48（タレント）	547
8	7	二宮和也（タレント、嵐）	340
9	9	松本潤（タレント、嵐）	322
10	4	櫻井翔（タレント、嵐）	311
11	8	大野智（タレント、嵐）	308
12	5	相葉雅紀（タレント、嵐）	293
13	2	鳩山由紀夫（政治家）	263
14	16	嵐（タレント）	254
15	-	坂本龍馬（勤王派志士）	212
16	-	菅直人（政治家）	203
17	21	沢尻エリカ（女優）	182
18	14	朝青龍明徳（相撲）	165
19	81	敬宮（皇族）	162
20	-	市川海老蔵11代（歌舞伎）	153
21	38	浅田真央（フィギュアスケート）	148
22	32	松井秀喜（野球）	135
23	49	赤西仁（タレント、KAT-TUN）	134
24	-	ジェジュン（歌手、東方神起）	131
25	-	ジュンス（歌手、東方神起）	126
26	-	ユチョン（歌手、東方神起）	121
27	45	福山雅治（ミュージシャン）	116
28	10	石川遼（ゴルフ）	115
28	-	仙谷由人（政治家、弁護士）	115
28	-	蓮舫（政治家、タレント）	115
31	-	タイガー・ウッズ（ゴルフ）	114
32	47	錦戸亮（タレント、関ジャニ8）	109
33	41	木村拓哉（タレント、SMAP）	107
34	-	斎藤佑樹（野球）	106
35	3	酒井法子（歌手、タレント）	105
35	15	雅子皇太子妃	105
37	-	小林麻央（キャスター、タレント）	102
38	-	貴乃花光司（相撲）	99
39	13	押尾学（タレント）	95
40	38	佐藤健（俳優）	94
40	-	舛添要一（政治家、国際政治学）	94
42	28	小栗旬（俳優）	93
42	51	上戸彩（タレント）	93
42	-	北川景子（女優）	93
45	44	大倉忠義（タレント、関ジャニ8）	92
46	72	横山裕（タレント、関ジャニ8）	90
47	-	本田圭佑（サッカー）	87
48	17	イチロー（野球）	85
49	76	村上信五（タレント、関ジャニ8）	84
50	-	佐々木希（モデル）	82
50	26	雄星（野球）	82

※AKB48、嵐、KAT-TUN、関ジャニ8、SMAP、東方神起のメンバーは、グループ件数と各個人の件数をプラスしてカウントしました。

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2010年件名索引ランキング

　2010年1年間に増加した件名項目索引件数「ベスト50」の紹介です。特に大きく順位の変動があった項目について振り返ってみました。

2位:「民主党」
6位:「鳩山由紀夫内閣」
11位:「菅内閣」
22位:「基地」

　2009年に政権奪取したものの普天間基地の移設問題と、政治とカネの問題を巡る混乱の責任を取り辞任した鳩山由紀夫総理。菅政権が誕生し内閣支持率もV字回復しましたが、尖閣諸島問題、小沢一郎問題と指導力不足が露呈し内閣支持率は再び下落しました。

8位:「経済・産業一般（中国）」
26位:「日中関係一般」
39位:「トヨタ」

　自動車・不動産・株式市場で高成長を維持する中国はGDP世界第2位に。日中関係も尖閣諸島沖の漁船衝突事件を機に悪化しました。反日デモ、レアアース輸出停止、日系企業への圧力など、強気な中国外交に日本は敗色濃厚。

　トヨタ車のアクセルペダルとブレーキの不具合によるリコール問題で、米国中にトヨタ・バッシングの嵐が吹き荒れました。

27位:「検察」

　郵便割引制度不正事件で起訴された厚労省局長が無罪に。大阪地検の証拠改ざん事件が公判で明らかにされ、地検特捜部検事が逮捕されました。

3位:「南アフリカ大会（2010）」

　サッカーワールドカップで2大会ぶりに決勝トーナメントに進出した岡田ジャパン。前評判をくつがえす健闘で日本中が感動しました。

12位:「携帯電話」
17位:「電子計算機（コンピューター）」

　アップルの「iPad」「iPhone」が人気沸騰、アマゾン「キンドル」などが日本の電子書籍市場を牽引。スマートフォン市場も急拡大、各社の新モデルが続々登場しました。モバイルライフの大変化が起こっています。

2011年3月調査
前年（-）は100位以下

順位	前年	件名項目名	件数
1	3	インターネット	775
2	6	民主党	742
3	67	南アフリカ大会（2010）	734
4	2	菓子一般	710
5	1	化粧品	653
6	11	鳩山由紀夫内閣	542
7	16	アニメーション一般	512
8	13	経済・産業一般（中国）	509
9	4	酒場一般	499
10	5	戦後財政	486
11	-	菅内閣	476
12	26	携帯電話	446
13	10	履き物	421
14	18	バッグ	416
15	14	西洋料理店、レストラン	409
16	9	着こなし	408
17	44	電子計算機（コンピューター）	396
18	29	老人一般	395
19	19	野菜一般	393
20	7	ポルノビデオ	390
21	23	痩身美容	377
22	-	基地	376
23	24	美肌術	359
24	25	飲食業一般	358
25	16	化粧法	355
26	-	日中関係一般	349
27	191	検察	336
28	20	ヌードいろいろ	335
29	41	ホテル、旅館	320
30	33	日本料理店、料亭	316
31	12	株式市場、銘柄	314
32	38	武道・格闘技一般	297
33	56	チェーン店、外食産業	283
34	62	家事一般	282
34	27	Jリーグ	282
36	40	舶来品、贅沢品	281
37	49	教育（サラリーマン）	274
38	47	漫画一般	271
39	115	トヨタ	268
39	21	テレビゲーム、コンピューターゲーム	268
41	21	戦後日本経済一般	267
42	82	外国俳優一般	263
43	35	人気スター	260
44	37	外車	256
44	59	マスコミ一般	256
46	60	美容法一般	255
46	63	人生論、生きがい	255
48	85	読書	251
49	29	時計	250
50	45	食一般	249