「パトロネージュ」参加支援のお願い
日頃から大宅壮一文庫の活動について、ご理解、ご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
大宅壮一文庫は、時代の半歩先を読む大宅壮一が、読み終ったら網棚の上に捨てられてしまうような雑誌にこそ有用な情報が詰まっている、との想いから、明治以降の古いもの、毎週届くイマの雑誌を収集し、しかも独自の検索方法を考案し、すぐ使えるようにした、国内唯一の雑誌専門図書館です。
父の遺言は、なるべく沢山の方々に活用してもらいたい、ということでしたので、母は奔走して財団法人化し、文字通り日本のメディアに無くてはならぬ存在に成長させました。しかし、インターネットの普及などにより、活用が急減し、いまや存続の危機に立たされています。
父母の残した遺産、使った方々からは日本の宝だ、といっていただける、雑誌群。そこには明治以降紡いできたマスコミ人の想いと情熱が詰まっています。これらを文化財として次世代に引き継ぐのが私の使命と心得ます。
使命達成のためには、各分野の方々の物心両面のご支援がなければ、到底かなうものではありません。そこで私共は、2019年に「大宅文庫パトロネージュ」を立ち上げました。
パトロネージュとは、英語、フランス語で「支援」「後援」「激励」する意味の言葉です。
2023年には、雑誌記事索引検索システム(Web OYA-bunko)を大改造して、旧データ100万件を合併し、明治時代から現在までの732万件のマンモスデータに進化しました。
5年目のパトロネージュは、この索引システムを、個人会員になっていただいた皆様が、ご自宅やスマホでご利用できるサービスも準備いたしました。
パトロネージュの趣旨をご理解いただき、個人支援者、支援企業・団体の皆様のお力添えいただきたいのです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
大宅壮一文庫評議員・理事・監事
理事長 大宅 映子 |
阿川佐和子 |
(エッセイスト、作家) |
飯窪 成幸 |
(文藝春秋代表取締役社長) |
伊藤 雅俊 |
(味の素特別顧問) |
三枝 和 |
(フリーライター) |
阪本 博志 |
(帝京大学教授) |
武田 徹 |
(ジャーナリスト、専修大学教授) |
鳥山 輝 |
(元中央公論新社会長) |
野間 省伸 |
(講談社代表取締役社長) |
堀内 丸恵 |
(集英社取締役会長) |
森 健 |
(ジャーナリスト、専修大学非常勤講師) |
矢嶋 功作 |
(矢嶋功作税理士事務所代表) |
山根 一眞 |
(ノンフィクション作家、福井県年縞博物館特別館長) |
吉永みち子 |
(ノンフィクション作家) |
お問い合わせ先
パトロネージュ係
TEL 03-3306-4661