インフラ老朽化問題 （2020年2月14日作成）
オリンピック施設の建築に続き、リニア開通工事や2025年の大阪万博など巨大建設プロジェクトが続きますが、その裏で老朽化した公共インフラの更新が大きな問題となっています。
1960～1970年代の高度成長期に建設された橋やトンネル、上下水道、公共施設など公共インフラが耐用年数の50年を超え、一斉に更新の時期を迎えています。
橋の場合、1970年代には毎年1万本の橋が全国でかけられていました。そして50年後の現在、2020年以降は次々とかけ替えの時期を迎えます。しながら年間1万本の橋を更新しなければいけないのに予算は1千本分しかないのが現状で、今後50年間の橋の維持管理費だけでも27兆円と推計されました。
全ての公共インフラを更新すると今後、毎年9兆円の予算が必要とされ、限られた財源で現在と同レベルのインフラを維持することは不可能です。
インフラの老朽化問題は、高齢化社会と同様に日本社会において避けて通ることの出来ない道です。
雑誌記事を読むとコンパクトシティや水道の民営化などの対応策があげられていますが、過疎地域の切り捨てや水道料金の値上げなどをともない、今後の日本は公共インフラの厳しい「選択と集中」を強いられる時代が来ることが予想されます。
今回の索引紹介は件名キーワード「インフラ老朽化問題」（全83件）から最新30件を紹介します。
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No1
記事種類 対談
タイトル 衝撃！住めない街 インフラ更新費は年９兆円 まずは公共施設の削減を ※インフラ老朽化問題
執筆者 土居丈朗／根本祐二
雑誌名
週刊東洋経済
発行日
2020年02月01日
ページ ５０－５１
備 考 ‖土居丈朗［経済学，慶応義塾大学］‖根本祐二［経済学］‖公共事業，公共投資，インフラ，インフラ老朽化問題
No2
記事種類
タイトル ２０２０注目技術＆産業 災害 堤防・河川改修に需要 ※関連銘柄も
執筆者 和島英樹
雑誌名
週刊エコノミスト
発行日
2020年01月14日
ページ ２７
備 考 公共事業，公共投資，インフラ，インフラ老朽化問題
No3
記事種類
タイトル 経済ニュース超解説 ５回 インフラ投資への期待は幻想だ ※日本は経済力に比して既にインフラを造り過ぎている可能性が高く、インフラの強化どころか維持もままならないのが実状
執筆者 加谷珪一
雑誌名
ニューズウィーク日本版
発行日
2019年12月03日
ページ ３６
備 考 公共事業，公共投資，インフラ，インフラ老朽化問題
No4
記事種類
タイトル 窮乏する財政、朽ちる上下水道・インフラ 自治体インフラ危険度ランキング 自治体インフラ危険度ランキング 面積広く維持すべき道路の距離が長い 北海道の市町がトップ３独占
執筆者
雑誌名
週刊ダイヤモンド
発行日
2019年11月16日
ページ １１０－１１１
備 考 公共事業，公共投資，インフラ，インフラ老朽化問題，ランキング
No5
記事種類
タイトル 辛坊治郎のニュース食い倒れ！ ３６８回 老朽化するインフラ問題。橋やトンネルの補修・新設なんて発想がもう時代遅れ 築５０年以上の公共インフラを直すために必要な予算は４０年間で…
執筆者 辛坊治郎
雑誌名
ＦＬＡＳＨ
発行日
2019年10月15日
ページ ８０－８１
備 考 公共事業，公共投資，インフラ，インフラ老朽化問題
No6
記事種類
タイトル 企業・経済深層レポート キヤノンが本格参入 市場規模５兆円のインフラ・メンテナンス業界 点検技術のＡＩ化が加速
執筆者
雑誌名
週刊実話
発行日
2019年09月26日
ページ ６０－６１
備 考 公共事業，公共投資，インフラ，インフラ老朽化問題
No7
記事種類
タイトル 渡るな危険！「危ない橋」全国１３８０カ所 数十人が生き埋めに…イタリアの事故は「遠い国の話」ではない！ 欧米より過酷な環境に置かれる日本の橋 橋以外のインフラにも老朽化の影が…
執筆者
雑誌名
ＦＬＡＳＨ
発行日
2018年09月11日
ページ ６１－６３
備 考 公共事業，公共投資，架橋，橋梁，橋，インフラ，インフラ老朽化問題
No8
記事種類
タイトル 時事深層 大阪北部地震で露呈した脆弱インフラ 民間資金は救世主になれるか ※インフラ老朽化とＰＦＩ活用、米カーライル・グループ共同ＣＥＯのコメントあり
執筆者 グレン・ヤンキン
雑誌名
日経ビジネス
発行日
2018年07月02日
ページ ８－９
備 考 公共事業，公共投資，地震，インフラ，ＰＦＩ，大阪北部地震（２０１８），インフラ老朽化問題
No9
記事種類
タイトル 特集 あなたの街も逃げられない 老朽化で不可避の撤去、統合、複合化 全国インフラ危険度ランキング ※進まない橋梁の撤去、小学校など公共施設の統廃合の例、他
執筆者
雑誌名
週刊ダイヤモンド
発行日
2018年05月12日
ページ ９２－９９
備 考 公共事業，公共投資，都市，インフラ，都市ランキング，ランキング，インフラ老朽化問題
No10
記事種類
タイトル ２０年後ニッポンの難題 インフラ 朽ちるインフラをどう維持？ 水道料金は６割上がる
執筆者
雑誌名
週刊東洋経済
発行日
2018年04月07日
ページ ３８
備 考 公共事業，公共投資，インフラ，インフラ老朽化問題
No11
記事種類
タイトル 辛坊治郎のニュース食い倒れ！ ２９３回 全国のインフラが老朽化。政府は限られた予算内で「選択と集中」を決断すべし １８９７年製の鉄橋がいまだに現役 「政治インフラ」の変革が必要
執筆者 辛坊治郎
雑誌名
ＦＬＡＳＨ
発行日
2018年02月20日
ページ ８２－８３
備 考 公共事業，公共投資，インフラ，インフラ老朽化問題
No12
記事種類
タイトル 経済評論家三橋貴明の深読み経済ニュース解説 荒廃する日本 ※橋が改修できず地域が分断される国、長期安定的な建設需要はデフレ脱却のチャンス
執筆者 三橋貴明
雑誌名
経済界
発行日
2018年02月
ページ ８４－８５
備 考 公共事業，公共投資，架橋，橋梁，橋，インフラ，インフラ老朽化問題
No13
記事種類
タイトル 世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の「マスコミに騙されるな！」 ２５１回 橋が通行止めになっていく国 ※橋の老朽化が進むがカネの問題で補修がすすまない
執筆者 三橋貴明
雑誌名
週刊実話
発行日
2017年12月28日
ページ ６４－６５
備 考 公共事業，公共投資，架橋，橋梁，橋，インフラ，インフラ老朽化問題
No14
記事種類
タイトル 学者が斬る視点争点 インフラ管理にデータ積極活用を 老朽化が進むインフラの維持管理には、状態や将来の需要予測などのデータ整備が有効だ。しかし、日本の自治体ではデータ整備が遅れている
執筆者 吉弘憲介
雑誌名
週刊エコノミスト
発行日
2017年04月25日
ページ ５０－５１
備 考 公共事業，公共投資，インフラ，インフラ老朽化問題
No15
記事種類
タイトル 特別広告企画 多様化・増大する脅威から巨大“社会インフラ”を守るプロフェッショナル２０１７ 魅力ある成熟都市の形成に貢献するインフラの維持管理
執筆者 宮本和明
雑誌名
週刊ダイヤモンド
発行日
2017年03月18日
ページ ８６－８７
備 考 公共事業，公共投資，インフラ，インフラ老朽化問題
No16
記事種類
タイトル ゼネコン 絶好調の先にある深淵 ゼネコンバブル崩壊「ポスト２０２０」の行方 インフラ改修 放置しておけば崩落の危機 インフラ改修に見いだす商機 ※公共施設の耐震工事、首都高更新など
執筆者
雑誌名
週刊ダイヤモンド
発行日
2016年12月03日
ページ ４８－５０
備 考 公共事業，公共投資，高速道路，ハイウェイ，インフラ，首都高速道路，インフラ老朽化問題
No17
記事種類
タイトル ゼネコン、バブル超え 構造問題を解決できるか すべてを維持することは困難 インフラ老朽化が加速 現実的な対処法を描け 市町村の管理橋のうち１６％で修繕が必要
執筆者
雑誌名
週刊東洋経済
発行日
2016年07月30日
ページ ９０－９１
備 考 公共事業，公共投資，インフラ，インフラ老朽化問題
No18
記事種類
タイトル 学者に聞け！ 視点・争点 社会資本維持管理のための人材育成 社会運フラの維持管理を担う人材育成に取り組む時期が来ている。 懸念される担い手不足
執筆者 宮崎雅人
雑誌名
週刊エコノミスト
発行日
2016年07月05日
ページ ５２－５３
備 考 公共事業，公共投資，インフラ，インフラ老朽化問題
No19
記事種類
タイトル こんなに脆いニッポン 橋・鉄道、水道、原発… 怖いのは大地震だけじゃない！ 老朽化クライシスがあなたの街へ襲いかかる
執筆者 松島康生／根本祐二／橋本淳司／溝渕利明／樫田秀樹／他
雑誌名
週刊女性
発行日
2016年06月07日
ページ ３８－４７
備 考 公共事業，公共投資，インフラ，インフラ老朽化問題
No20
記事種類 グラビア
タイトル 警告グラフ いつ死人が出てもおかしくない 全国「老朽インフラ」一覧 ※年代別首都高老朽化ＭＡＰ、コンクリートで作られたインフラが老朽化、信号機・水道管の老朽化、巨大建築物の寿命
執筆者
雑誌名
週刊現代
発行日
2016年02月13日
ページ ２０１－２０８
備 考 公共事業，公共投資，インフラ，インフラ老朽化問題
No21
記事種類 対談
タイトル 今こそ経済を立て直すラストチャンス インフラ整備は、見落とされてきた日本経済のエンジン
執筆者 太田昭宏／冨山和彦
雑誌名
中央公論
発行日
2015年09月
ページ ２２０－２２８
備 考 ‖太田昭宏［政治家］略歴‖冨山和彦［経営共創基盤］略歴‖公共事業，公共投資，インフラ，インフラ老朽化問題
No22
記事種類
タイトル 「首都圏インフラ」老朽化の危機 前回東京五輪で開発されたライフラインが一斉に限界を迎えている ※首都高、鉄道、橋梁、上下水道、電気・ガス、防潮堤、埋め立て地、高層ビル・タワマン
執筆者 渡辺実／長嶋修／根本祐二／他
雑誌名
ＳＰＡ！
発行日
2015年05月19日
ページ １２５－１２９
備 考 公共事業，公共投資，災害，インフラ，災害対策，防災，インフラ老朽化問題
No23
記事種類
タイトル 「再開発ニッポン」で稼ぐ！ 「老朽化インフラ」への投資で本格的な「デフレ脱却」へ 「インフラ」寿命は５０年 「財政問題」は存在しない！ 日本再生のチャンス
執筆者 三橋貴明
雑誌名
リベラル・タイム
発行日
2015年05月
ページ ２８－２９
備 考 日本経済，公共事業，公共投資，インフラ，デフレーション，インフラ老朽化問題
No24
記事種類
タイトル 自動運転・ＡＩ・ロボット 広がるロボット 橋、トンネル、下水道、発電所 人手をかけない技術競う 多彩な企業が続々参戦 インフラでも橋など社会インフラの維持管理市場は急拡大する。
執筆者 木村駿
雑誌名
週刊エコノミスト
発行日
2015年01月27日
ページ ３４－３５
備 考 公共事業，公共投資，インフラ，インフラ老朽化問題
No25
記事種類
タイトル 王様は裸だ ４回 広島・土砂災害で始まった「日本の陥没」と安倍ジャパンのシャーマニズム ※ニュータウンがゴーストタウンへの変貌とインフラの老朽化
執筆者 安冨歩
雑誌名
ＺＡＩＴＥＮ
発行日
2014年11月
ページ ５６－５７
備 考 ‖安冨歩［東京大学］連載‖公共事業，公共投資，インフラ，インフラ老朽化問題
No26
記事種類
タイトル 甦る建設株 東京五輪 再開発とインフラ更新早める効果 鉄道・駅、道路、海洋土木に波及 東京大会から５０年以上が経過し老朽化したインフラの更新や再開発の速度を速める効果が期待される。
執筆者
雑誌名
週刊エコノミスト
発行日
2014年10月07日
ページ ３１－３３
備 考 公共事業，公共投資，東京未来図，未来図，東京オリンピック（２０２０），東京五輪（２０２０），インフラ，東京再開発，インフラ老朽化問題
No27
記事種類
タイトル インフラ 自然を活用「グリーンインフラ」 施設の老朽化、財政難に対応 河川や下水道処理などに自然の機能を生かしたインフラ整備「グリーンインフラ」が欧米を中心に広がっている。
執筆者 島谷幸宏
雑誌名
週刊エコノミスト
発行日
2014年09月16日
ページ ４６－４７
備 考 公共事業，公共投資，インフラ，インフラ老朽化問題
No28
記事種類
タイトル Ｎｅｗｓ Ｎａｖｉ 設備更新にはカネもヒトも不足 公共インフラの「老朽化」進行中 ※道路、橋梁、トンネル、上下水道、学校など公共施設の老朽化問題
執筆者 森岡英樹
雑誌名
サンデー毎日
発行日
2014年09月14日
ページ ３１
備 考 公共事業，公共投資，インフラ，インフラ老朽化問題
No29
記事種類
タイトル 浮かぶゼネコン、沈むゼネコン バブルがやってきた！ どうする？老朽インフラ トンネル・橋梁事故を防げ！ 大手ゼネコンが挑む安全対策
執筆者
雑誌名
週刊東洋経済
発行日
2013年12月07日
ページ ５４－５５
備 考 公共事業，公共投資，建設業界，建設，インフラ，橋梁業界，インフラ老朽化問題
No30
記事種類 対談
タイトル 特別企画 急げ！社会資本の長寿命化 レジリエンスによる成長への挑戦 戦後６８年が経過した今日、「国土の柱」であるインフラの大半は老朽化が進んでいる。抜本的な対策を専門家にたずねた
執筆者 大石久和／藤井聡
雑誌名
中央公論
発行日
2013年11月
ページ １６６－１７３
備 考 ‖大石久和［国土技術研究センター］略歴‖藤井聡［土木工学，京都大学］略歴‖公共事業，公共投資，インフラ，インフラ老朽化問題