松岡享子(2022年2月25日)
2022年1月25日に児童文学者・翻訳家の松岡享子さんが86歳で亡くなりました。
松岡さんには1950年代にアメリカの大学院で学んだ後、現地の児童図書館員として1年間勤務した経験があります。その図書館では子どもたちが職員にいつも本を読み聞かせてもらい、貧富に関係なく楽しい思い出をたっぷり蓄えて成長していました。「日本にもこんな場所を作りたい」という思いで帰国した松岡さんは、自宅を開放して家庭文庫を開きました。そして、同じように家庭文庫を持っていた児童文学者の石井桃子さんらとともに、1974年に私設図書館「東京子ども図書館」を立ち上げました。
『いきいき』2014年11月号の記事では「子どもたちが本の中で不思議な体験をし、さまざまな考え方に触れて“心を耕して”いく。そのお手伝いをするのが私たちの仕事です。」と語っています。小さな子どもたちにとって、本から与えられる力がどれだけ大切かを知っていた松岡さんは、生涯を通して子どもたちが本の世界に入って楽しむ方法を考え、広める活動をしてきた方でした。著書や訳書も数え切れないほどあります。その歩みを見ると、私が子どもの頃に絵本を開いてお話の世界に入っていけた扉は、松岡さんたちが作ってくれたものだったと思えます。
今回は、松岡享子さんの人名索引全19件を紹介します。
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No1
記事種類
タイトル 墓碑銘 子どもと本を自然につないだ松岡享子さんの児童図書館
執筆者
雑誌名
週刊新潮
発行日
2022年02月10日
ページ 107
備 考 ‖松岡享子[翻訳家,児童文学,東京こども図書館]訃報‖
No2
記事種類 インタビュー
タイトル 次世代への手紙 21回 松岡享子
執筆者
雑誌名
ミセス
発行日
2020年10月
ページ 152-155
備 考 ‖松岡享子[翻訳家,児童文学,東京こども図書館]略歴‖
No3
記事種類
タイトル ずいひつ 波音 本の向こう
執筆者 松岡享子
雑誌名
潮
発行日
2020年09月
ページ 30-31
備 考 ‖松岡享子[翻訳家,児童文学,東京こども図書館]‖
No4
記事種類
タイトル 天皇皇后両陛下 123人の証言 松岡享子 こたつと魔法瓶 ※15年も前の東京子ども図書館の機関誌の文章を憶えていてくださった皇后さま
執筆者 松岡享子
雑誌名
文藝春秋
発行日
2019年05月
ページ 204
備 考 ‖松岡享子[翻訳家,児童文学,東京こども図書館]‖
No5
記事種類
タイトル 松岡享子さんと雪のブローチ ※松岡享子さんと「東京子ども図書館」、雪の結晶をモーチにしたブローチの製作
執筆者
雑誌名
暮しの手帖
発行日
2017年12月
ページ 1-7
備 考 ‖松岡享子[翻訳家,児童文学,東京こども図書館]趣味‖
No6
記事種類 インタビュー
タイトル 子どもたちの心を養う本をいっぱい届けたい! 子どもと本を愛する人たちに支えられる子どもの図書館 松岡享子さん 児童文学者・東京子ども図書館名誉理事長
執筆者 松岡享子
雑誌名
清流
発行日
2017年06月
ページ 76-79
備 考 ‖松岡享子[翻訳家,児童文学,東京こども図書館]‖図書館
No7
記事種類 座談
タイトル 小林聡美の「いいじゃないの三人ならば」 4回 ゲスト・松岡享子&群ようこ 今、大人が味わいたい、猫と絵本と“石井桃子” ※石井桃子『山のトムさん』
執筆者 松岡享子/群ようこ/小林聡美
雑誌名
婦人公論
発行日
2015年12月08日
ページ 118-123
備 考 ‖石井桃子[童話作家]‖小林聡美[女優]連載‖松岡享子[翻訳家,児童文学,東京こども図書館]略歴‖群ようこ[作家,エッセイスト]略歴‖
No8
記事種類 インタビュー
タイトル 名作絵本が生まれた日 1965年 『しろいうさぎとくろいうさぎ』松岡享子 翻訳者として一番大きく関わったことはおそらく、タイトルです ※ガース・ウイリアムズ作
執筆者 松岡享子
雑誌名
MOE
発行日
2015年02月
ページ 84-87
備 考 ‖ガース・ウィリアムズ[絵本作家]‖松岡享子[翻訳家,児童文学,東京こども図書館]略歴‖
No9
記事種類 インタビュー
タイトル こころがたり 花の来た道 4回 松岡享子さん [下] 本を通して、人に触れる 子どものための私立図書館を築き、支えて ※東京子ども図書館
執筆者 松岡享子
雑誌名
いきいき
発行日
2014年12月
ページ 122-127
備 考 ‖松岡享子[翻訳家,児童文学,東京こども図書館]略歴、連載‖図書館,私設図書館,私立図書館
No10
記事種類 インタビュー
タイトル こころがたり 花の来た道 3回 松岡享子さん [上] “心を耕す”本を子どもたちに 子どものための市立図書館を築き、支えて ※東京子ども図書館
執筆者 松岡享子
雑誌名
いきいき
発行日
2014年11月
ページ 122-127
備 考 ‖松岡享子[翻訳家,児童文学,東京こども図書館]略歴、連載‖図書館,私設図書館,私立図書館
No11
記事種類 インタビュー
タイトル 子どものために働くひと 27回 松岡享子 東京子ども図書館理事長 子どもの生涯を支える「本」。その出合いの場をつくることが、私の喜びなのです
執筆者 松岡享子
雑誌名
AERAウィズ・ベビー
発行日
2014年08月
ページ 115-117
備 考 ‖松岡享子[翻訳家,児童文学,東京こども図書館]略歴‖
No12
記事種類
タイトル BOOKS 本棚の隅から 思い出の1冊 シャルロッテ・ルジュモン『“グリムおばさん”とよばれて』 昔話は生き続ける
執筆者 松岡享子
雑誌名
望星
発行日
2009年11月
ページ 102-103
備 考 ‖松岡享子[翻訳家,児童文学,東京こども図書館]略歴‖
No13
記事種類 インタビュー
タイトル 親しかった中川李枝子・松岡享子さんが語る石井桃子 子どもの本へのかぎりない愛 石井桃子さんとともに歩んだ松岡享子さんが語る子どもの本に捧げた生涯
執筆者 松岡享子
雑誌名
MOE
発行日
2009年03月
ページ 24-28
備 考 ‖松岡享子[翻訳家,児童文学,東京こども図書館]人脈‖
No14
記事種類
タイトル こころもエコ。からだもエコ。 夏休みスペシャル 石井桃子さん 村岡花子さん 石井桃子さんのこと 石井先生が求めていたのは、質の高い本でした。 松岡享子さん
執筆者 松岡享子
雑誌名
いきいき
発行日
2008年08月
ページ 58-59
備 考 ‖松岡享子[翻訳家,児童文学,東京こども図書館]人脈‖
No15
記事種類 対談
タイトル 追悼 石井桃子さん 松岡享子vs阿川佐和子 50年前に石井先生が自宅で始めた「かつら文庫」は、日本の子どもの本の世界にとって、とても大きな存在です
執筆者 松岡享子/阿川佐和子
雑誌名
熱風
発行日
2008年06月
ページ 12-25
備 考 ‖阿川佐和子[エッセイスト,キャスター]人脈‖石井桃子[童話作家]人脈、訃報‖松岡享子[翻訳家,児童文学,東京こども図書館]人脈、略歴‖
No16
記事種類
タイトル 皇后美智子さま 51人の証言 ご婚約から45年 私が見た素顔の皇后 松岡享子 かくれみのと聴耳頭巾 ※国際児童図書評議会の世界大会で基調講演した皇后さま
執筆者 松岡享子
雑誌名
文藝春秋
発行日
2003年11月
ページ 306-307
備 考 ‖松岡享子[翻訳家,児童文学,東京こども図書館]‖
No17
記事種類
タイトル 美しい日本の言葉 私が残したい日本の言葉 松岡享子 快い響きを持った言葉、イメージに裏打ちされた言葉
執筆者 松岡享子
雑誌名
編集会議
発行日
2003年05月
ページ 44
備 考 ‖松岡享子[翻訳家,児童文学,東京こども図書館]‖
No18
記事種類 対談
タイトル 絵本の世界。 世代を超え、海を超える絵本力。
執筆者 松居直/松岡享子
雑誌名
東京人
発行日
2001年07月
ページ 58-65
備 考 ‖松居直[福音館書店]略歴‖松岡享子[翻訳家,児童文学,東京こども図書館]‖
No19
記事種類
タイトル 女の目 「ぼーっとすることと遊ぶこと」
執筆者 松岡享子
雑誌名
財界
発行日
1996年04月23日
ページ 107
備 考 ‖松岡享子[翻訳家,児童文学,東京こども図書館]‖