ダイアログ・イン・ザ・ダーク

ダイアログ・イン・ザ・ダーク (2023519)

メディアでときどき取り上げられていますので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」は暗闇の空間で五感の豊かさを実感する体験型アトラクションです。体験希望者は現地で会ったばかりの方も含めて8人ほどのグループを作り、各自白杖を持って参加します。視覚障害のあるガイドさんのアテンドを受け、皆で協力しながらさまざまなアクティビティーに臨みます。

 その「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」で最近、TBS系のドラマ「ラストマン-全盲の捜査官-」とコラボしたイベント「ラストマン・イン・ザ・ダーク」が催されています。ドラマの中で福山雅治さん演じる全盲のFBI捜査官が体感している世界を体験できるようです。

 今回は「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」に関連する雑誌記事索引を紹介します。

※今回紹介した索引の雑誌記事コピーをご希望の場合は、遠隔地の方でも資料配送サービスで取り寄せることが出来ます。 どうぞご利用下さい。


 まずは「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」(以下「DID」)開発者ハイネッケ博士のインタビュー記事です。

No1     

記事種類 インタビュー

タイトル  このプロジェクトは生活環境、習慣の違う人たちが出会うためのプラットフォームなのだ 視覚障害者が案内する感覚体験展覧会「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」

 

執筆者  アンドレアス・ハイネッケ

雑誌名  ソトコト

発行日  200203

ページ  10-13

備 考  心身障害者,人間について,障害者,人間,視覚障害者,盲人,ダイアログ・イン・ザ・ダーク

 『ソトコト』20023月号の記事によると、DID1989年にドイツ人アンドレアス・ハイネッケさんのアイデアで生まれました。

 インタビューでハイネッケ博士は、1986年にラジオ局で働いていたときに、事故で失明した若いジャーナリストが採用され、自身が教育係になった時の体験を語っています。

 最初は彼を気の毒に思う気持ちがあったが、つき合っていくにつれ自分の認識が間違っていたことに気づいた。視覚障害者には健常者では気づかない繊細な感覚があり、むしろ自分の方がいろいろなことを学んだとのこと。

 そうした経験からもっと視覚に頼らない世界のことを知りたいと思いだし、フランクフルト盲人協会に勤務した。その後1988年に協会主催のイベントでDIDの原形を思いつく。イベント参加者の反応が非常に大きく、翌年フランクフルト美術館でも開催したが、それが注目を集めるきっかけとなり世界に広がっていったそうです。 

 

 『日経ビジネス アソシエ』2009106日号に日本開催の歩みが掲載されていました。

No2     

記事種類

タイトル  キーワードで読むニュースの裏側 対話と助け合いに目覚める「暗闇体験」 「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」、これまでの開催の歩み

 

執筆者  降旗淳平

雑誌名  日経ビジネス アソシエ

発行日  20091006

ページ  14-15

備 考  人間について,人間,ダイアログ・イン・ザ・ダーク

 記事によると日本ではじめて開催されたのは1999年で期間限定のイベントだったそうです。

 最初は1週間の開催でしたが、反響は大きく1カ月~数ヶ月と開催期間をのばし、2年間の長期開催を行うまでになります。この記事の後には神宮外苑や竹芝での常設となっていきます。 

 

 対話を重視するアトラクションのため社員研修に活かす企業もあるようです。       

No3     

記事種類

タイトル  伝える技術 なぜ『伝え方が9割』なのか Column 真っ暗闇だからこそ見える相手を思いやることの大切さ ダイアログ・イン・ザ・ダークを取り入れたみずほ証券

 

執筆者 

雑誌名  週刊ダイヤモンド

発行日  20130824

ページ  60

備 考  証券各社,人間について,人間,みずほ証券,ダイアログ・イン・ザ・ダーク

 

No4     

記事種類

タイトル  決断できるリーダー、強いチームの作り方 人材育成の新潮流 真っ暗闇の中で五感を開放 絆が深まるチームビルディング ダイアログ・イン・ザ・ダーク

 

執筆者 

雑誌名  週刊ダイヤモンド

発行日  20120609

ページ  118-120

備 考  人間について,人間,ダイアログ・イン・ザ・ダーク

 『週刊ダイヤモンド』2013824日号では「みずほ証券」で取り入れた例が掲載されていました。また同じく『週刊ダイヤモンド』201269日号では導入したいくつかの企業の声を紹介しています。

 チームワークの大切さが学べたり、部下をフォローできるリーダー育成に利用されているようです。

 

 DIDは参加すると、やはり私たちは大きな割合で視覚に頼って生活しているのだということを実感します。うなずくだけではダメで、声を出さなければまったく伝わらない世界ですが、暗闇の中でもかなり多くのものを認識することができ驚きます。

またアテンドの方にいただくちょっとした課題をみんなで助け合いながら解決していくと、思っていた以上に様々な作業ができるものだなと思います。そしてやはり短い時間で参加者の一体感が生まれるのを実感します。暗闇の部屋から外に出てもコミュニケーションの認識を変えなければいけない、そんな気持ちになります。

 

 

 DIDの雑誌記事索引、その他です。

No5     

記事種類

タイトル  STKT ZINE Report 最近、ととのった? 禅の思想を取り入れた、暗闇の体験へ。 「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」、日本独自のプログラム「内なる美、ととのう暗闇」

 

執筆者 

雑誌名  ソトコト

発行日  202002

ページ  114

備 考  人間について,人間,ダイアログ・イン・ザ・ダーク

 

No6     

記事種類

タイトル  TREND EYES ダイアログ・イン・ザ・ダーク「内なる美、ととのう暗闇。」 暗闇のなかで自分・他者を再発見するソーシャルエンターテインメント

 

執筆者 

雑誌名  レジャー産業資料

発行日  202001

ページ  16-17

備 考  人間について,人間,ダイアログ・イン・ザ・ダーク

 

No7     

記事種類

タイトル  柘植文のからだにいいこと始めます 32回 四感を研ぎすませ! 「視覚を封じた真っ暗闇体験」の巻 ダイアログ・イン・ザ・ダーク

 

執筆者  柘植文

雑誌名  からだにいいこと

発行日  201708

ページ  60-62

備 考  人間について,人間,ダイアログ・イン・ザ・ダーク

 

No8     

記事種類 対談

タイトル  MISIA あふれ出る想い 暗闇を感じて 「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」、日本での運営に長年携わっている志村季世恵、MISIAは5回目の体験

 

執筆者  志村季世恵/MISIA

雑誌名  ソトコト

発行日  201703

ページ  74-77

備 考  MISIA[歌手]人間について,人間,ダイアログ・イン・ザ・ダーク

 

No9     

記事種類

タイトル  イマイマイズム見聞録 45回 ダイアログ・イン・ザ・ダーク

 

執筆者  今井舞

雑誌名  新潮45

発行日  201511

ページ  292-294

備 考  今井舞[ライター]連載人間について,人間,ダイアログ・イン・ザ・ダーク

 

No10

記事種類 インタビュー

タイトル  多様な人材が活躍するためのアイデア 「暗闇の中の対話」で価値観が変わる体験を 志村真介 ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパンCEO

 

執筆者  志村真介

雑誌名  人間会議

発行日  201506

ページ  110-115

備 考  人間について,人間,ダイアログ・イン・ザ・ダーク

 

No11

記事種類 書評/インタビュー

タイトル  Book Reviews 著者のホンネ 志村真介『暗闇から世界が変わる ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパンの挑戦』講談社現代新書 真っ暗闇の中の対話で社会の価値観が変わる

 

執筆者  志村真介

雑誌名  週刊ダイヤモンド

発行日  20150509

ページ  96

備 考  人間について,人間,ダイアログ・イン・ザ・ダーク

 

No12   

記事種類

タイトル  勝手に気になるエンタ 32回 暗闇にドッキリ! 視覚障害者の世界を疑似体験する「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」に参加

 

執筆者  平野啓一郎

雑誌名  日経エンタテインメント

発行日  201112

ページ  57

備 考  平野啓一郎[作家]連載人間について,人間,ダイアログ・イン・ザ・ダーク

 

No13   

記事種類

タイトル  片桐仁のおしえて!何故ならしりたがりだから! ダイアログ・イン・ザ・ダーク 見えない世界、見える世界 どちらも同じ世界なんだ! 東京・外苑前の施設で暗闇の世界を体験

 

執筆者  片桐仁

雑誌名  テレビブロス

発行日  20110416

ページ  82

備 考  片桐仁、ラーメンズ[俳優,ラーメンズ]連載人間について,人間,ダイアログ・イン・ザ・ダーク

 

No14   

記事種類

タイトル  natural tomorrow 暗闇 つながるために必要なもの 暗闇の中のエンターテインメント「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」

 

執筆者 

雑誌名  OZmagazine

発行日  201101

ページ  90-93

備 考  人間について,人間,ダイアログ・イン・ザ・ダーク

 

No15   

記事種類

タイトル  ザ・すばる望遠鏡 暗闇に感じる 盲人の世界を体験するプロジェクト『DIALOG IN THE DARK』、視覚を遮断された世界を表現する文学

 

執筆者 

雑誌名  すばる

発行日  200908

ページ  322-323

備 考  心身障害者,人間について,障害者,人間,視覚障害者,盲人,ダイアログ・イン・ザ・ダーク

 

No16   

記事種類

タイトル  Cross Line 暗闇に溶ける自分を感じて ダイアログ・イン・ザ・ダークを体験

 

執筆者  武田樹里

雑誌名  正論

発行日  200907

ページ  46-47

備 考  武田樹里[シナリオライター]連載人間について,人間,ダイアログ・イン・ザ・ダーク

 

No17   

記事種類 インタビュー

タイトル  問答有用 256回 暗闇での対話を演出 金井真介 ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパン代表 「暗闇は閉じていた感覚を開いてくれる」

 

執筆者  金井真介

雑誌名  週刊エコノミスト

発行日  20090623

ページ  46-49

備 考  人間について,人間,ダイアログ・イン・ザ・ダーク

 

No18   

記事種類

タイトル  私の暮らしかた 4回 暗闇のなかの対話 目が見えないことによる別の世界があると実感させるプロジェクト「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」

 

執筆者  大貫妙子

雑誌名  考える人

発行日  200611

ページ  88-91

備 考  大貫妙子[シンガーソングライター]連載人間について,人間,ダイアログ・イン・ザ・ダーク

 

No19   

記事種類 インタビュー

タイトル  真っ暗闇を歩く話題の体操「ダイアログ・イン・ザ・ダーク(DID)」の発案者ハイネッケ博士に聞く 真っ暗な中にいると脳細胞がダンスし始めるんだ

 

執筆者  アンドレアス・ハイネッケ

雑誌名  日経ヘルス

発行日  200610

ページ  53-55

備 考  人間について,人間,ダイアログ・イン・ザ・ダーク

 

No20   

記事種類

タイトル  見えないものを見せるワークショップ ダイアログ・イン・ザ・ダーク 見えない。が、見える。眠っている感覚を取り戻すとき

 

執筆者 

雑誌名  環境会議

発行日  200609

ページ  170-175

備 考  人間について,人間,ダイアログ・イン・ザ・ダーク

 

No21   

記事種類

タイトル  脱・日常コミック 前頭葉刺激地帯 201回 ダイアログ・イン・ザ・ダークin南青山 視覚に頼らない自由な世界 真っ暗闇体験

 

執筆者  羽衣える

雑誌名  DIME

発行日  20040902

ページ  66-67

備 考  人間について,人間,ダイアログ・イン・ザ・ダーク

 

No22   

記事種類

タイトル  異色の「見えない展覧会」 真っ暗闇で五感を開く 「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」

 

執筆者  仲宇佐ゆり

雑誌名  AERA

発行日  20040823

ページ  60

備 考  人間について,人間,ダイアログ・イン・ザ・ダーク

 

No23   

記事種類 インタビュー

タイトル  あなたに伝えたい 105回 金井真介さん ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパン理事長 完全な暗闇の中で1度、五感をフルに働かせてみてほしい。

 

執筆者  金井真介

雑誌名  クロワッサン

発行日  20040810

ページ 

備 考  人間について,人間,ダイアログ・イン・ザ・ダーク

 

No24   

記事種類

タイトル  Universal Design 3回 触覚で伝える 指文字、盲ろう者の福島智さん、「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」、他

 

執筆者  井上滋樹

雑誌名  広告

発行日  200211

ページ  96-97

備 考  心身障害者,社会保障,社会福祉,人間について,障害者,福祉,人間,視覚障害者,聴覚障害者,盲人,ろう唖者,バリアフリー,ユニバーサルデザイン,ダイアログ・イン・ザ・ダーク,触覚,連載

 

 

 ドラマ「ラストマン」に関連する雑誌記事索引です

No25

記事種類

タイトル  『日曜劇場』不振を吹き飛ばすラストマンズ 福山雅治主演 TBS系『ラストマン』ロケを目撃撮!

 

執筆者 

雑誌名  週刊女性

発行日  20230516

ページ  136

備 考  刑事ドラマ,テレビドラマ

 

No26

記事種類 対談

タイトル  トーキングエクスプロージョン エッジな人々 1094回 無敵の50男が求める仕事論 「若い人に意見を言ってもらえる人間でありたい」と口を揃えた ドラマ『ラストマン 全盲の捜査官』

 

執筆者  福山雅治/大泉洋

雑誌名  SPA!

発行日  20230418

ページ  100-103

備 考  大泉洋[俳優,TEAM NACS]福山雅治[ミュージシャン]

 

No27

記事種類

タイトル  芸能界「春の嵐」 大泉洋 とにかく今年も超多忙!体力の限界は来ないのか? 4月からはTBS「日曜劇場」で親友福山雅治と共演 ドラマ『ラストマン 全盲の捜査官』の酒々井PAロケ

 

執筆者 

雑誌名  FRIDAY

発行日  20230414

ページ  19

備 考  大泉洋[俳優,TEAM NACS]

 

No28

記事種類

タイトル  木村拓哉vs福山雅治「春ドラマ」至高の視聴率バトル 「抱かれたい男ランキング」で10年もワンツーを争ってきた2人が同クールで 『風間公親 教場0』『ラストマン 全盲の捜査官』

 

執筆者 

雑誌名  女性セブン

発行日  20230413

ページ  34-35

備 考  刑事ドラマ,テレビドラマ

 

No29

記事種類

タイトル  NEWSスクイーズ 匿名リサーチ 『日曜劇場』羊洋コンビであの番組が復活 ドラマ『ラストマン 全盲の捜査官』共演の吉田羊と大泉洋を交えた番宣で『ぴったんこカン・カン』復活を検討

 

執筆者 

雑誌名  アサヒ芸能

発行日  20230330

ページ  47

備 考  大泉洋[俳優,TEAM NACS]人脈吉田羊[女優]人脈

 

No30

記事種類

タイトル  全30本!曜日別春のドラマ速報 『ラストマン 全盲の捜査官』『日曜の夜ぐらいは』『だが、情熱はある』『風間公親 教場0』『王様に捧ぐ薬指』他

 

執筆者 

雑誌名  TVガイド

発行日  20230303

ページ  24-27

備 考  テレビドラマ

 


 

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