大宅壮一文庫監事・植田康夫氏 死去のお知らせ
2018年4月18日
上智大学名誉教授で大宅壮一文庫監事の植田 康夫(うえだ やすお)氏が、4月8日午後6時20分、都内の自宅で死去いたしました。死因は、肺がんです。
葬儀は、親族のみで既に執り行われました。
5月に、大宅壮一文庫、読書人、日本出版学会、NPO「本の学校」の共催で、お別れ会を開く予定になっています。
植田氏は、1939年8月26日、広島県呉市で生まれ、上智大学文学部新聞学科卒業。書評専門紙「週刊読書人」編集長などを務め、上智大学教授、「読書人」代表取締役社長などを歴任いたしました。
1967年に「大宅壮一東京マスコミ塾」一期生で学び、出版論を学問として確立して、出版ジャーナリズム評論家として活躍しました。2000年日本出版学会会長(2期)に就任しています。
1995年からは、大宅壮一文庫の評議員、理事、監事を務めていただきました。
主な著書は、「ベストセラー考現学」(メディアパル)、「現代の出版―この魅力ある活字世界」(理想出版社)、「読書日録大全」(共著・講談社)など。
なお、ご家族の希望により、自宅の住所、連絡先は非公開とさせていただきます。
お問い合わせは、
大宅壮一文庫(担当=富田、鴨志田 ℡03-3306-4661)へ。