学校法人専門学校 東洋美術学校様との「産学共同プロジェクト」として、今年の春から夏にかけて制作した
ポスターを館内ロビーにて展示しています。(今月末まで展示予定)
本プロジェクトでは、「大宅壮一文庫のPR方法」を学生の皆さんの感性を生かして自由に考えてもらいました。
その際作成したPRポスターと小冊子を一挙公開!どの作品も力作ばかりですので、ぜひご覧ください。
企画・制作 クリエイティブデザイン科
高度コミュニケーションデザイン専攻3年生 「販売促進」受講生の皆さん
授業担当 和田隆次 講師
プロジェクト担当 産学連携事務局 中村様
東洋美術学校ホームページ→https://www.to-bi.ac.jp/
作品紹介
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大宅壮一文庫の新しいコミュニケーションのかたち
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この企画はターゲットを大学生としています。
しかし大宅壮一文庫の魅力である「索引システムのすごさ」を伝える以前に、若い人たちは
「大宅壮一って誰?」
「有料なの?」
「何があるの?何ができるの?」
「どう使うの?」
というような疑問を持っていると感じました。企画の検討は、今まで「マスコミ関係者(専門家)向け」だった
コミュニケーションを「新規利用者(一般)向け」のものにするということ、そもそも「大宅壮一」を知らない
世代の若者に情報を発信するということを意識して進めました。
キャッチコピーを「雑誌 × レポート」とし、「大宅壮一文庫」の魅力を卒業論文やレポートと絡めて伝えています。
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今と昔の流行を知る
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雑誌は常に時代の最先端を追っており、雑誌を見ればその時代の“流行”が色濃く反映されている。
一般的な図書館は様々なカテゴリの本が所蔵してある。でもそれはカテゴリの専門的に書かれたものが多い。
雑誌は図書館の本にはない、その時代の流行を知ることができる。また、雑誌のバックナンバーはなかなか
手に入らないもの。でも大宅壮一文庫では簡単に昔の資料を調べることができる。
その特徴を生かして、平成の時代に絞り「今」と「昔」の流行を比較した雑誌風のポスターを作成。
時代の移り変わりと、ここまで遡って調べられる、資料が出てくる、ということを伝えたい。
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一万円で俺の書庫
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大宅壮一文庫のパトロネージュ制度への参加を若い人にお願いするために、ご支援頂いた場合のメリットを
アピールしたポスターと詳細を説明した冊子を制作しました。
個人で支援してくださる人は最少額で一万円からの寄付が可能となっております。
お礼として入館料が無料となり読みたい雑誌を好きな時に読み放題ができ、実質自分の書庫のように利用が
できるようになるのでそのメリットをキャッチコピーにしました。
冊子はイラストやグラフを入れることで親しみやすく分かりやすい資料になるように心がけました。
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雑誌の森をあるく展
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私たちは、大宅壮一文庫をテーマにした展覧会を世田谷文学館で行うことを考えました。
大宅壮一文庫を見学した際、まるで博物館のようなワクワクがありました。
「展覧会を見る感覚で大宅壮一文庫を楽しんでほしい」という思いでこの展示を企画しました。
雑誌の森をあるくとは?
様々な情報が詰まった雑誌は一冊一冊が樹木のようです。その樹木が集まった大宅壮一文庫は大きな森です。
情報という大きな森の中を自由に、そして確かに歩けるようになって、自分のほしいものをみつけてほしいと思い、
このテーマにしました。
※この企画はあくまで架空のものです。実際の世田谷文学館の展示とは異なりますのでご了承ください。
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量より質のいい記事を書きませんか?
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ターゲットは若い(主に20代)ブロガー。
ブログやネット記事の内容は、検索にヒットして見てもらおうとするものが多くある。
調べ上げた上で多くの人に読まれるいい記事を書くプロが利用するのは大宅壮一文庫である。
そのプロが使う大宅壮一文庫を利用して「量より質のいい記事を書きませんか?」と発信していくことで、
ターゲットに大宅壮一文庫の利用を促したい。そこで、媒体として大宅壮一文庫のホームページに特設サイトを制作する。