大宅壮一ノンフィクション賞(2022年6月24日)
第53回大宅壮一ノンフィクション賞の受賞作が決定し、先日授賞式が行なわれました。受賞の言葉や選評は『文藝春秋』2022年7月号の誌面に掲載されています。
(第1回から最新の受賞作はこちらで紹介しています。)
この賞は1969年に創設されましたが、大宅壮一は翌年亡くなったため本人が授賞式に出席できたのは第1回だけでした。
賞の制定に当たり『文藝春秋』1969年11月号誌面で発表された応募規定の挨拶文を紹介します。
「このたび、大宅壮一氏の半世紀にわたるマスコミ活動を記念して『大宅壮一ノンフィクション賞』を制定いたしました。この賞はノンフィクション分野における“芥川賞・直木賞”をめざすもので、新しいノンフィクション作家の登場を促すとともに、すぐれた作品を広く世に紹介することを目的としております。多数の応募を期待する次第です。」
この後に扇谷正造氏の文章が続きます。戦後の激動の時代に登場してきた「ノンフィクション」への熱い期待を感じることができます。
『WiLL』2008年1月号の堤堯氏の連載記事の中では、堤さんが新宿のバーで、文藝春秋の社長だった池島信平氏にノンフィクション賞を作る提案をしたことなど、賞が作られた頃の興味深いエピソードが綴られています。
今回は、受賞作の発表や選評以外の「大宅壮一ノンフィクション賞」についての記事を14件紹介します。
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No1
記事種類
タイトル 大宅賞めぐる試行錯誤とノンフィクション界の現実 ※「大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞」への名称変更の背景、今年の受賞作である森功『悪だくみ』と清武英利『石つぶて』、他
執筆者
雑誌名
創
発行日
2018年08月
ページ 92-97
備 考 ‖清武英利[ジャーナリスト,球団代表,読売ジャイアンツ]‖森功[フリーライター]‖大宅壮一ノンフィクション賞,ノンフィクション賞,賞,大宅賞,大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞
No2
記事種類
タイトル 文庫ダ・ヴィンチ 突きつめた真実が心揺さぶる ノンフィクションの文庫で熱くなる! 「大宅壮一ノンフィクション賞」 同賞の選考と受賞を行う日本文学振興会事務局長の飯沼康司さん
執筆者 飯沼康司
雑誌名
ダ・ヴィンチ
発行日
2016年03月
ページ 180-181
備 考 大宅壮一ノンフィクション賞,ノンフィクション賞,賞,大宅賞
No3
記事種類
タイトル 選考委員が全員交替… 大宅賞の「改革」とノンフィクション界の危機 ※雑誌部門創設など大宅賞をめぐる改革、ノンフィクション界をめぐる厳しい現実、佐野・猪瀬問題の大きなダメージ、他
執筆者 篠田博之
雑誌名
創
発行日
2014年10月
ページ 90-97
備 考 大宅壮一ノンフィクション賞,ノンフィクション賞,ノンフィクション,賞,大宅賞
No4
記事種類
タイトル 大宅賞44年を振り返る 柳田邦男 私が心を震わせた3冊 戦争、社会の闇、人間讃歌、そしていのちの危機…。代表的ノンフィクション作品で時代を綴る
執筆者 柳田邦男
雑誌名
文藝春秋
発行日
2013年11月
ページ 114-123
備 考 ‖柳田邦男[評論家]‖大宅壮一ノンフィクション賞,ノンフィクション賞,賞,大宅賞
No5
記事種類 グラビア
タイトル 大宅壮一ノンフィクション賞受賞! 仙台に詰めかけた60人の“文豪”たち ※『つなみ 被災地のこども80人の作文集』の大宅壮一ノンフィクション賞受賞式が仙台で行われた
執筆者
雑誌名
週刊文春
発行日
2012年07月19日
ページ 170-171
備 考 大宅壮一ノンフィクション賞,ノンフィクション賞,賞,東北地方太平洋沖地震(2011),地震,東日本大震災(2011),大宅賞,被災者
No6
記事種類
タイトル 文藝春秋とともに ある編集者のオデッセイ 76回 「大宅壮一ノンフィクション賞」事始め 「文藝」には芥川・直木の両賞があるが、「春秋」に賞はない。
執筆者 堤堯
雑誌名
WiLL(ワック)
発行日
2008年01月
ページ 248-259
備 考 ‖大宅壮一[評論家]‖大宅壮一ノンフィクション賞,ノンフィクション賞,賞,大宅賞
No7
記事種類
タイトル 大宅賞の「而立」 ※大宅賞歴代受賞者と受賞作品、受賞者たちのつぶやき、新聞メディアから見た大宅賞とノンフィクション、対談、他
執筆者 猪瀬直樹/小林照幸/辺見じゅん/他
雑誌名
本の話
発行日
1999年07月
ページ 5-45
備 考 大宅壮一ノンフィクション賞,ノンフィクション賞,賞,大宅賞
No8
記事種類
タイトル ノンフィクション受難の時代 大宅賞・なぜ大型新人が出現しないのか ※大宅壮一ノンフィクション賞の主な受賞者の表、沢木耕太郎氏他のコメントあり
執筆者 速水由紀子
雑誌名
AERA
発行日
1996年07月29日
ページ 24-27
備 考 大宅壮一ノンフィクション賞,ノンフィクション賞,ノンフィクション,賞,大宅賞,ノンフィクションライター
No9
記事種類 座談
タイトル 匿名鼎談 大宅賞で話題になったノンフィクション賞選考の舞台裏
執筆者
雑誌名
噂の真相
発行日
1988年02月
ページ 68-73
備 考 ‖座談‖31-002-005[ノンフィクション]大宅壮一ノンフィクション賞‖31-002-006[ノンフィクション]ノンフィクション賞いろいろ‖
No10
記事種類
タイトル ドキュメント 大宅賞選考会 ※第18回大宅壮一ノンフィクション賞選考委員会、立花隆は海外出張中のため書面回答で参加
執筆者 立花隆/本田靖春/柳田邦男/山本七平/吉村昭
雑誌名
文藝春秋ノンフィクション
発行日
1987年12月
ページ 80-96
備 考 大宅壮一ノンフィクション賞,ノンフィクション賞,賞,大宅賞
No11
記事種類
タイトル こもんせんす(138)ノン・フィクションと情報量 大宅壮一ノン・フィクション賞のこと
執筆者 江藤淳
雑誌名
週刊現代
発行日
1976年04月08日
ページ 150-151
備 考 ‖31-002-005[ノンフィクション]大宅壮一ノンフィクション賞‖
No12
記事種類
タイトル 文化ジャーナル マスコミ 「疑似イベント」を壊せ 石牟礼さん賞辞退の意味 ※昨年出版された石牟礼道子『苦海浄土』、大宅壮一ノンフィクション賞の辞退
執筆者
雑誌名
朝日ジャーナル
発行日
1970年04月12日
ページ 52
備 考 ‖石牟礼道子[作家]‖大宅壮一ノンフィクション賞,ノンフィクション賞,賞,大宅賞
No13
記事種類
タイトル 大宅壮一ノンフィクション賞応募規定発表
執筆者
雑誌名
文藝春秋
発行日
1969年11月
ページ 344-345
備 考 ‖大宅壮一[評論家]‖
No14
記事種類
タイトル “とぴっく”大宅壮一ノンフィクション賞設定
執筆者
雑誌名
読書人
発行日
1969年09月22日
ページ 7
備 考 ‖大宅壮一[評論家]‖