花沢健吾

花沢健吾　（2025年1月24日）

　映画『アンダーニンジャ』が1月24日（金曜日）から公開です。今回はその原作を描かれた漫画家・花沢健吾さんの雑誌記事索引を紹介します。

※今回紹介した索引の雑誌記事コピーをご希望の場合は、遠隔地の方でも資料配送サービスで取り寄せることが出来ます。どうぞご利用下さい。

　花沢健吾さんをWeb OYA-bunko人名項目から検索すると50件ヒットします。1番古い記事は『ダ・ヴィンチ』2005年5月号です。

記事種類
タイトル: 呉智英のマンガ狂につける薬　１２４回　花沢健吾『ルサンチマン』小学館ビッグＣ　瞿佑『剪燈新話』平凡社ワイド版東洋文庫　※「牡丹燈記」
発言者: 呉智英
雑誌名: ダ・ヴィンチ
発行日: 2005年05月
ページ: ２１４－２１５
備　考: ‖呉智英［評論家］連載‖花沢健吾［漫画家］‖怪談，牡丹燈籠

記事種類: インタビュー
タイトル: マンガはどこへ行く　花沢健吾　「ボーイズ・オン・ザ・ラン」「アイアムアヒーロー」　“非モテ”ですらないモテない男の生き様
発言者: 花沢健吾／道田陽一
雑誌名: 創
発行日: 2010年06月
ページ: ５６－５９
備　考: ‖花沢健吾［漫画家］‖

　初めて単行本になった作品『ルサンチマン』の連載が終了し最終巻が出版されたころの記事で、発言者の呉智英さんは『スピリッツ』は穴の開いたように淋しくなったと記述しています。

記事でも触れられていますが、花沢さんはうだつの上がらない男性を描くのに長けています。この連載の後『ボーイズ・オン・ザ・ラン』『アイアムアヒーロー』などを描いていきますが、どれも普段は日の当たらない男性を主人公としています。呉智英さんはそのような男性を主人公にすることについて「発酵食品を見事に調理する技」だと評していますが、それはコンプレックスがあった若いころの花沢さん自身に似せたキャラクターたちだそうです。『創』2010年6月号でもそのことについてコメントしていて「滅茶苦茶カッコよくて強いヒーローみたいな人間はまったく理解できないんですよ。そういうのは自分にとって嘘でしかないんですね。」と語っています。

　『アイアムアヒーロー』は実写映画化もされました。

記事種類: インタビュー／書評
タイトル: 見もの聞きもの　Ｃｌｏｓｅ　Ｕｐ　花沢健吾　“ゾンビ”という嘘を描くためにリアルにこだわり続けた　※『アイアムアヒーロー』が完結
発言者: 花沢健吾
雑誌名: 週刊文春
発行日: 2017年04月27日
ページ: １２０
備　考: ‖花沢健吾［漫画家］略歴‖

記事種類: 対談
タイトル: ＣＡＮ　ＹＯＵ　ＢＥ　Ａ　ＨＥＲＯ？　大泉洋はヒーローになれるのか？　最新作はコレ！　『Ｉ　ＡＭ　Ａ　ＨＥＲＯ』　大泉洋×花沢健吾対談　俺たちのＨｅｒｏｉｓｍ対談
発言者: 大泉洋／花沢健吾
雑誌名: エンタミクス
発行日: 2016年06月
ページ: ３８－３９
備　考: ‖大泉洋［俳優，ＴＥＡＭ　ＮＡＣＳ］‖花沢健吾［漫画家］‖

　『週刊文春』2017年4月27日号では主人公の英雄は「ヒーローの名を冠した主役でありながら、立ち位置はモブキャラだった」「その見た目は花沢さんそっくりであり、“自己投影濃度”の高さも話題となった」と書かれています。

　『エンタミクス』2016年6月号の主演・大泉洋さんとの対談でも自身の劣等感について語っています。

　『文藝別冊』2016年4月号は1冊全頁、花沢さんの特集号です。

記事種類: インタビュー
タイトル: 花沢健吾　２万字ロングインタビュー　マンガにウソはつきたくない。
発言者: 花沢健吾／南信長
雑誌名: 文藝別冊
発行日: 2016年04月
ページ: ６－３５
備　考: ‖花沢健吾［漫画家］‖

記事種類
タイトル: 花沢健吾　［特別寄稿］　※浅野いにお、魚戸おさむ、すぎむらしんいち、きらたかし、若杉公徳、古泉智浩、三島衛里子、鳥飼茜による寄稿
発言者
雑誌名: 文藝別冊
発行日: 2016年04月
ページ: ４０－５４
備　考: ‖花沢健吾［漫画家］人脈‖

記事種類: 対談
タイトル: 花沢健吾　スペシャル対談　花沢健吾×中川翔子
発言者: 花沢健吾／中川翔子
雑誌名: 文藝別冊
発行日: 2016年04月
ページ: ６８－８４
備　考: ‖中川翔子［タレント］‖花沢健吾［漫画家］‖

記事種類
タイトル: 花沢健吾　特別寄稿　※町山智浩、とみさわ昭仁、枡野浩一、安田理央、松江哲明による寄稿
発言者: 町山智浩／とみさわ昭仁／枡野浩一／安田理央／松江哲明
雑誌名: 文藝別冊
発行日: 2016年04月
ページ: １０５－１３１
備　考: ‖花沢健吾［漫画家］‖

記事種類
タイトル: 花沢健吾　［花沢健吾の進化がわかる］　※主要作品解説、年譜、作品リスト
発言者: 山脇麻生
雑誌名: 文藝別冊
発行日: 2016年04月
ページ: ２０１－２１５
備　考: ‖花沢健吾［漫画家］‖

「総特集　花沢健吾　ヒーローなき世界を生きる」と題された1冊は、花沢さんの2万字ロングインタビュー、浅野いにおさんや魚戸おさむさんなどの特別寄稿、中川翔子さんとの対談などで構成されています。またNHK『浦沢直樹の漫勉』に出演した時にも紹介されたトレーニングマシンやサンドバックのある仕事場の風景も掲載されています。

特に中川さんとの対談ではソンビものを描くと最初に決まったとき編集部の方に「死体のにおいを嗅ぎたい」とお願いしたエピソードが語られていて、リアリティにこだわる姿勢を見ることができます。

『ダ・ヴィンチ』2021年3月号には『アンダーニンジャ』では新しい試みをしたことが語られています。

10.

記事種類: インタビュー
タイトル: 空気を読むな！本音で語れッ！男と男のマンガの話　マンガは男の合言葉　ルサンチマン編　花沢健吾インタビュー　卒業アルバムを見て、こんな女子がいたのかと気づいた　※『アンダーニンジャ』
発言者: 花沢健吾
雑誌名: ダ・ヴィンチ
発行日: 2021年03月
ページ: １５０－１５１
備　考: ‖花沢健吾［漫画家］‖

記事によると「いままでの作品は感情移入しやすい自分に近いキャラを主役に置いてきましたが、漫画家になって15年以上経ち、それだけでは作品の幅が狭くなるだけと危機感を感じていたので、今回は新たな挑戦として自分とは距離のある主人公にしてみました。」と語っています。

そんな新たに生み出されたキャラクターを映画では山崎賢人さんが演じ、福田雄一さんが脚本・監督を担当します。映画がどのようになっているのかとても興味深いです。

雑誌記事索引、その他です。

11.

記事種類: インタビュー
タイトル: 映画『アイアムアヒーロー』特集　大泉洋が見せる平凡だけど優しい新時代のヒーロー像　原作者・花沢健吾インタビュー　「弱気なヒーローのほうがリアリティはあるんじゃないかなって」
発言者: 花沢健吾
雑誌名: テレビブロス
発行日: 2016年04月09日
ページ: ５
備　考: ‖花沢健吾［漫画家］‖

12.

記事種類: 対談
タイトル: ゾンビ　ゾンビマンガの黄金時代　花沢健吾『アイアムアヒーロー』×すぎむらしんいち『ブロードウェイ・オブ・ザ・デット　女ンビ』　渡る世間はゾンビばかり　ゾンビマンガブームをゆく
発言者: 花沢健吾／すぎむらしんいち
雑誌名: ユリイカ
発行日: 2013年02月
ページ: ５６－６８
備　考: ‖すぎむらしんいち［漫画家］‖花沢健吾［漫画家］‖

13.

記事種類: インタビュー
タイトル: 「このマンガがすごい！」２０１１年オトコ編９位。読者を惹きつける新感覚ゾンビ漫画の全貌に迫る！　「アイアムアヒーロー」花沢健吾　「僕も漫画という武器がなければ透明な存在なんです」
発言者: 花沢健吾
雑誌名: ＥＸ大衆
発行日: 2011年04月
ページ: １０４－１０６
備　考: ‖花沢健吾［漫画家］略歴‖

14.

記事種類
タイトル: 「世の中」を考える本　２０１１年のキーパーソンを知る本ガイド　花沢健吾『アイアムアヒーロー』　１０年に１度の黙示録的存在
発言者: 関口靖彦
雑誌名: ＢＲＵＴＵＳ
発行日: 2011年01月15日
ページ: ６８
備　考: ‖花沢健吾［漫画家］略歴‖

15.

記事種類: インタビュー
タイトル: コミック　ダ・ヴィンチ　鬱屈→爆発のエネルギー　花沢健吾から目を離すな　※『アイアムアヒーロー』『ボーイズ・オン・ザ・ラン』『ルサンチマン』　花沢健吾インタビュー
発言者: 花沢健吾
雑誌名: ダ・ヴィンチ
発行日: 2010年02月
ページ: １２４－１２６
備　考: ‖花沢健吾［漫画家］略歴‖

16.

記事種類: 書評
タイトル: ＣＯＭＩＣ　花沢健吾『アイアムヒーロー』小学館　１巻を丸ごと助走に費やして童貞マンガは作者も読者も卒業！？　※１～２巻発売中　ビッグコミックスピリッツ連載中
発言者: 井上佳子
雑誌名: テレビブロス
発行日: 2010年01月09日
ページ: ８９
備　考: ‖花沢健吾［漫画家］‖

17.

記事種類: 対談
タイトル: 峯田和伸×花沢健吾　『ボーイズ・オン・ザ・ラン』スペシャルトークセッション　悲しいところにこそおかしさがあるんですよね。ついつい〈うわー、今おもしれえなぁ〉って目が…（花沢）
発言者: 花沢健吾／峯田和伸
雑誌名: 音楽と人
発行日: 2010年01月
ページ: ３０－３３
備　考: ‖銀杏ＢＯＹＺ［ロックバンド，ゴーイング・ステディ］‖花沢健吾［漫画家］‖

18.

記事種類: インタビュー
タイトル: ＪＡＰＡＮ　ＴＩＭＥＳ　この人に訊く！　４３回　花沢健吾（漫画家）　※銀杏ＢＯＹＺの峯田和伸が主演する映画『ボーイズ・オン・ザ・ラン』の原作者、最新作『アイアムアヒーロー』
発言者: 花沢健吾／松村耕太朗
雑誌名: ロッキング・オン・ジャパン
発行日: 2009年12月
ページ: ２６０－２６１
備　考: ‖花沢健吾［漫画家］‖

19.

記事種類: インタビュー
タイトル: 仕事場訪問インタビュー　ＹＯＵ　ＡＲＥ　ａ　ＨＥＲＯ　花沢健吾　「大袈裟かもしれないけど…　僕は漫画があったから生きてこれた」
発言者: 花沢健吾／篠本６３４
雑誌名: 週刊プレイボーイ臨増
発行日: 2009年11月20日
ページ: ２２９－２３２
備　考: ‖花沢健吾［漫画家］略歴‖

20.

記事種類: 対談
タイトル: 勇気はあるか？タフさはあるか？『モダンタイムス』刊行記念対談　伊坂幸太郎×花沢健吾
発言者: 伊坂幸太郎／花沢健吾
雑誌名: クイック・ジャパン
発行日: 2008年10月
ページ: ９１－９５
備　考: ‖伊坂幸太郎［作家］‖花沢健吾［漫画家］‖