『卓球王国』「ラケットのラバー試打ち」(2019年11月15日)
『卓球王国』2019年9月号に卓球ラケットのラバーについて興味深い記事が掲載されていましたので紹介します。
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No1
記事種類
タイトル 【ラバー性能の真実】 トップラバーのブラインド試打 20種類のラバーを分析! ※商品名がわからないように細工、先入観をなくして性能だけでラバーを比較、中・上級者34名が試打
執筆者
雑誌名
卓球王国
発行日
2019年09月
ページ 159-169
備 考 テーブルテニス,ピンポン,卓球,ラケット
記事によると、卓球選手の多くはどのラバーを使えば良いか悩んでいるそうです。自身の卓球のスタイルでラバーの選択は全く変わりますが、ラバーは4000円~7000円とけっこう高価なものです。定番のラバーが売れている中、各メーカーから次々と最新ラバーが発売されています。そこで「本当に自分に合うラバーはどれなのか?」を調べるために、『卓球王国』の企画として20種類のラバーを試打しています。
試打は中・上級者34名が参加。方法は20種類のラバーのブランド名の部分を切り落とし、スポンジを黒く塗りつぶしたものを用意しています。こうすることによって先入観をなくし性能だけでラバーを比較することができます。
評価の項目は「スピード」「ドライブの回転量」「対下回転のドライブ」「ドライブの弾道」「コントロール」で評価し、円グラフで割合を表示しています。最後に試打統計による「性能評価トップ3」が掲載されています。
このように雑誌独自の企画で実験し、オリジナルな結論を掲載するのは、たいへん素晴らしいことです。しかも実験の方法も先入観が入らないように工夫されていて創造性があります。もちろん毎号このような上質のものを企画するのは難しいことですが、さまざまな工夫によって独自の情報を発信することができることを証明していました。