ガブリエル・シャネル（2022年8月10日）
現在、三菱一号館美術館で「ガブリエル・シャネル展 MANIFESTE DE MODE」が開催中です。今回はガブリエル・シャネルに関連する雑誌記事索引を紹介します。
※今回紹介した索引の雑誌記事コピーをご希望の場合は、遠隔地の方でも資料配送サービスで取り寄せることが出来ます。 どうぞご利用下さい。
索引の中に開催中の展覧会を紹介する記事が『芸術新潮』2021年12月号にありました。
No1
記事種類
タイトル これだけは見ておきたい ２０２２年美術展 完全無敵のエレガンス、その真髄に迫る シャネル 知恵と反逆を纏ったひと 「ガブリエル・シャネル展」東京・三菱一号館美術館
執筆者
雑誌名
芸術新潮
発行日
2021年12月
ページ ９４－９７
備 考 ‖ガブリエル・シャネル［ファッションデザイナー，別名・ココ・シャネル］‖
記事のタイトルには「知恵と反逆を纏ったひと」とあります。トップブランドのデザイナーですので、展覧会ではもちろん洗練された洋服やバッグなどが展示されています。ですがそれと同時に女性の生き方やニーズを的確にとらえファッションで後押ししたシャネルの功績も多く解説されています。
その功績について歴史的背景も含めた説明が『ELLE JAPON』1983年9月号に掲載されていました。
No2
記事種類
タイトル パリ１９３０年代 シャネルが女神だった。女たちは短いスカートをはき、口紅をつけ、タバコを吸う
執筆者 秦早穂子
雑誌名
ＥＬＬＥ ＪＡＰＯＮ
発行日
1983年09月
ページ １１７－１１９
備 考 ‖ガブリエル・シャネル‖
秦早穂子さんが執筆したこの記事の文頭は「20世紀は、1901年から一気に始まったわけではなかった。」という文章から書き出されています。20世紀初頭、まだ女性たちは社会の表には出ず、精神的に男性に頼った生活が続いていました。服装は相変わらずコルセットを締め、レースなどで飾ったデザインでした。ラ・ベル・エポックの甘き夢を一挙にふり払ってしまったのは1914年の第1次大戦です。男性は戦場に駆り出され、労働力を失った工場では必然的に女性の手が必要になります。シャネルがクチュリエとして自身初のブティックをオープンするのは1912年です。女性が自立し自らの手で働くという意識が芽生えた転換期に、女性の服装はかくあるべきと明確に示したのがシャネルだと説明しています。
では、どのように変化したのか。『コスモポリタン』1989年3月号で解説していました。
No3
記事種類
タイトル 締めつける服から、走れる服を作ることで、女を鎖から解き放った女
執筆者
雑誌名
コスモポリタン
発行日
1989年03月
ページ １６８－１７５
備 考 ‖ガブリエル・シャネル［ファッションデザイナー，別名・ココ・シャネル］‖
今ではハイブランドの代名詞となったシャネルの洋服ですが100年前はセンセーショナルなデザインでした。伸縮するジャージー素材を取り入れ、長い裾を切り、締めつける服から走れる服を作りました。社会に出て働き始めた女性たちは窮屈なドレスではなく動きやすく、なおかつエレガントな洋服を身につけることで行動や考え方まで少しずつ変わっていったそうです。
有名な香水「シャネル№5」については『 is 』1980年3月10日号の解説がわかりやすかったです。
No4
記事種類
タイトル 香水の１９２０年代 ココ・シャネルとその時代
執筆者 海野洋
雑誌名
ｉｓ
発行日
1980年03月10日
ページ ３０－３２
備 考 ‖ガブリエル・シャネル‖16-004-016［美容］香水‖25-017-001［美術］美術一般‖
記事によると1920年代は都市化が進み汽車やバスのような狭い空間を共有するようになります。都市の生活空間で人々は「体臭」について敏感になっていきます。シャネルは匂いの空間と衣服空間が密接に関連していることをいちはやく見通して、オリジナルな香水をつくって売り出そうと思います。
シャネルの時代を見るカンが天才的なのは、香水というとフローラルなものが一般的だった時代に、人工的な化学合成をした香りを希望したところです。「女は女らしく匂うべきだ、薔薇のようにではなく」と言ったそうですが、この難しい依頼に答えたのは調香師エルネスト・ボーです。彼は10本のサンプルをつくり、シャネルはその5番目を選びました。ボトルデザインも革新的にシンプルなものを選択し「シャネル№5」は誕生しました。
ガブリエル・シャネルに関連する雑誌記事を読んでいて思うことは、「服飾」というものの奥深さです。時代を見極めて人々の要望によりそったり、そうしながら人を革新へと先導したりする。突き詰めると時にトータルなデザインが人々の生き方まで変えてしまう可能性まである。そんなファッションというものの神髄を熟知したシャネルの思考を理解すると展覧会がよりおもしろく鑑賞できます。
ガブリエル・シャネルの索引、その他です。
No5
記事種類
タイトル ファッション史を彩る伝説のデザイナーたち ガブリエル・シャネル 一貫してこだわった自由な女性のための服
執筆者
雑誌名
ＥＬＬＥ ＪＡＰＯＮ
発行日
2022年06月
ページ １１０－１１１
備 考 ‖ガブリエル・シャネル［ファッションデザイナー，別名・ココ・シャネル］‖
No6
記事種類
タイトル ひとりで生きる「老後戦略」 希望編 歴史上の偉人が教える「誇り高き独身」自由を謳歌する生き方 ココ・シャネル 華麗な人脈
執筆者 長山靖生
雑誌名
プレジデント
発行日
2022年03月18日
ページ ７４
備 考 ‖ガブリエル・シャネル［ファッションデザイナー，別名・ココ・シャネル］人脈‖
No7
記事種類
タイトル ココ・シャネル 時代のうねりのなかで 修道院時代とその影響をめぐって ※１９世紀フランスの女子教育事情
執筆者 山内由賀
雑誌名
ユリイカ
発行日
2021年07月
ページ ２２２－２２９
備 考 ‖ガブリエル・シャネル［ファッションデザイナー，別名・ココ・シャネル］‖
No8
記事種類
タイトル アーティストに学ぶ 超一流の仕事術 １６回 【ココ・シャネル】 感性と戦略を両立するバランス感覚
執筆者 山口周
雑誌名
週刊東洋経済
発行日
2019年08月03日
ページ １１６－１１７
備 考 ‖ガブリエル・シャネル［ファッションデザイナー，別名・ココ・シャネル］‖
No9
記事種類
タイトル 人生がうまくいく古典の名言 ８回 ココ・シャネル「服が好きだったのじゃなくて、仕事が好きだったのだ」 天職が見つからないと嘆く人に伝えたい心構え 何でもやる姿勢がチャンスを呼び込む
執筆者 斎藤孝
雑誌名
プレジデント
発行日
2019年03月18日
ページ １１５
備 考 ‖ガブリエル・シャネル［ファッションデザイナー，別名・ココ・シャネル］‖
No10
記事種類
タイトル 読む女 ガブリエル シャネル、文学と交差する人生 ※シャネルと文学、芸術家との親交
執筆者
雑誌名
ミセス
発行日
2017年01月
ページ １３８－１４５
備 考 ‖ガブリエル・シャネル［ファッションデザイナー，別名・ココ・シャネル］人脈、趣味‖
No11
記事種類
タイトル 世界大富豪列伝 蕩尽の快楽 ８０回 ココ・シャネル（２） コルセットから女性を解放した。「シャネルの五番」で名声は永久不滅に
執筆者 福田和也
雑誌名
週刊現代
発行日
2014年06月07日
ページ １３６－１３７
備 考 ‖ガブリエル・シャネル［ファッションデザイナー，別名・ココ・シャネル］‖福田和也［文芸評論家］連載‖
No12
記事種類
タイトル 世界大富豪列伝 蕩尽の快楽 ７９回 ココ・シャネル（１） 孤児院で育ちお針子となった、カリスマデザイナーは「虚栄の限界」を悟る
執筆者 福田和也
雑誌名
週刊現代
発行日
2014年05月31日
ページ １３６－１３７
備 考 ‖ガブリエル・シャネル［ファッションデザイナー，別名・ココ・シャネル］‖福田和也［文芸評論家］連載‖
No13
記事種類
タイトル シャネルのＮ°５とアートが出会う、交差点 ※パリのパレ・ド・トーキョーで開催された展覧会
執筆者
雑誌名
フィガロジャポン
発行日
2013年09月
ページ １８２－１８５
備 考 ‖ガブリエル・シャネル［ファッションデザイナー，別名・ココ・シャネル］‖芸術，芸能，フランス・文化，美術
No14
記事種類 インタビュー
タイトル シャネルが語る「シャネル」 映画『シャネル＆ストラヴィンスキー』主演女優 アナ・ムグラリス特別インタビュー
執筆者 アナ・ムグラリス
雑誌名
２５ａｎｓ
発行日
2010年02月
ページ １８６－１９１
備 考 ‖ガブリエル・シャネル［ファッションデザイナー，別名・ココ・シャネル］‖アナ・ムグラリス［女優］略歴‖
No15
記事種類
タイトル 新・われらの時代に ３４６回 知らなかったシャネル 生誕１２５年の創始者ココ・シャネルの孤独と哲学。それが日本人女性を虜にする魔力の源
執筆者
雑誌名
女性セブン
発行日
2009年10月01日
ページ ６０－６６
備 考 ‖ガブリエル・シャネル［ファッションデザイナー，別名・ココ・シャネル］‖
No16
記事種類
タイトル ＣＨＡＮＥＬ 永遠のシャネル 今なお世界中の女性たちの憧れ あなたはシャネルのことをどのくらい知っていますか？ ※映画『ココ・シャネル』、深井晃子さんに聞く、他
執筆者
雑誌名
いきいき
発行日
2009年08月
ページ ６４－６９
備 考 ‖ガブリエル・シャネル［ファッションデザイナー，別名・ココ・シャネル］略歴‖
No17
記事種類 グラビア
タイトル ファッション用語事典 重要デザイナー分析 ガブリエル・シャネル
執筆者
雑誌名
流行通信
発行日
2004年06月
ページ ３８－３９
備 考 ‖ガブリエル・シャネル［ファッションデザイナー，別名・ココ・シャネル］‖
No18
記事種類
タイトル なぜか要領のいい人、わるい人 不器用なのは、ソンですか？ 偉人たちの隠された不器用伝 ココ・シャネル
執筆者
雑誌名
ＰＨＰスペシャル
発行日
2004年06月
ページ ３６－３７
備 考 ‖ガブリエル・シャネル［ファッションデザイナー，別名・ココ・シャネル］‖
No19
記事種類
タイトル 美しきチャンスを創る術教えます ココ・シャネルのチャンスの手に入れ方 ※１９０９～１９３７
執筆者
雑誌名
メイプル
発行日
2003年07月
ページ ２２０－２２１
備 考 ‖ガブリエル・シャネル［ファッションデザイナー，別名・ココ・シャネル］‖
No20
記事種類
タイトル ＮＥＷＳナットクの１５分 ココ・シャネルの隠された生活が暴露！なんと独のスパイだった！
執筆者
雑誌名
女性自身
発行日
1996年04月30日
ページ ７１
備 考 ‖ガブリエル・シャネル［ファッションデザイナー，別名・ココ・シャネル］‖
No21
記事種類
タイトル どこまで知ってる？ ココ・シャネル 恋に生き、仕事に生きた情熱の生涯
執筆者
雑誌名
女性セブン
発行日
1994年02月03日
ページ ２０５－２１２
備 考 ‖ガブリエル・シャネル［ファッションデザイナー，別名・ココ・シャネル］‖
No22
記事種類
タイトル ’９３シャネルのすべて！ ファッション＆メイク最新通信 今、私たちが使っているもので、ココ・シャネルが創り出した品は数多い！
執筆者
雑誌名
ｗｉｔｈ
発行日
1993年05月
ページ ５６－５７
備 考 ‖ガブリエル・シャネル［ファッションデザイナー，別名・ココ・シャネル］‖
No23
記事種類
タイトル この春、愛される女をつくるシャネルの魅力 第２章 シャネルを輝かせた男たち ココが“愛される理由”
執筆者
雑誌名
ラ・セーヌ
発行日
1992年02月
ページ ４４－４９
備 考 ‖ガブリエル・シャネル［ファッションデザイナー，別名・ココ・シャネル］人脈‖
No24
記事種類
タイトル モノ語り 香水 シャネル（フランス） マリリンが愛したＮｏ．５は、北欧の白夜の香り
執筆者 田村章
雑誌名
サライ
発行日
1991年01月17日
ページ ８２－８３
備 考 ‖ガブリエル・シャネル［ファッションデザイナー，別名・ココ・シャネル］‖香水，パフューム，フレグランス
No25
記事種類
タイトル 誰も知らない天才たちの私生活！ ココ・シャネル この部屋にはココと孤独とが暮らしていた。
執筆者
雑誌名
女性自身
発行日
1989年09月12日
ページ ２６１
備 考 ‖ガブリエル・シャネル［ファッションデザイナー，別名・ココ・シャネル］家‖
No26
記事種類
タイトル “伝説”になった女たち １回 トップブランドを生んだ女 ココ・シャネル
執筆者 山崎洋子
雑誌名
ＭＩＮＥ
発行日
1989年08月10日
ページ ５４－５８
備 考 ‖ガブリエル・シャネル［ファッションデザイナー，別名・ココ・シャネル］‖
No27
記事種類
タイトル われらの時代に ９２回 大嫌いな日曜日に死んだ。 ココ・シャネル「我が劇的人生」
執筆者
雑誌名
女性セブン
発行日
1989年01月01日
ページ ７０－７６
備 考 ‖ガブリエル・シャネル［ファッションデザイナー，別名・ココ・シャネル］訃報‖
No28
記事種類
タイトル 肉体が主張をはじめる時 シャネルが創った２０世紀
執筆者 秦早穂子
雑誌名
太陽（平凡社）
発行日
1987年06月
ページ １４９－１５４
備 考 ‖ガブリエル・シャネル‖
No29
記事種類
タイトル ＨＥＹ！ＢＯＮ ファッションの女帝ココ・シャネルの若き日の恋が映画化された ※映画『ココ・シャネル』
執筆者
雑誌名 週刊平凡
発行日 1983年08月25日
ページ ４５
備 考 ‖ガブリエル・シャネル‖
No30
記事種類
タイトル ファッション界の女王死す 名作「シャネル５番」を残して
執筆者
雑誌名
週刊朝日
発行日
1971年01月29日
ページ １３３
備 考 ‖ガブリエル・シャネル（ココ・シャネル）‖