森見登美彦(2022年10月21日)
現在、森見登美彦さん原作の映画『四畳半タイムマシンブルース』が公開中です。今回は森見登美彦さんの雑誌記事索引を紹介します。
※今回紹介した索引の雑誌記事コピーをご希望の場合は、遠隔地の方でも資料配送サービスで取り寄せることが出来ます。 どうぞご利用下さい。
森見登美彦さんは2003年に小説『太陽の塔』でデビューします。『太陽の塔』は第15回日本ファンタジーノベル大賞を受賞した作品です。京都に住む、およそ有意義でない学生生活をおくっている大学生を軽快な語り口でおもしろおかしく描いています。
No1
記事種類
タイトル 第15回日本ファンタジーノベル大賞発表 大賞『太陽の塔』『ピレネーの城』森見登美彦 優秀賞『象の棲む街』渡辺球 ※受賞の言葉、選評
執筆者 森見登美彦/渡辺球/井上ひさし/他
雑誌名
小説新潮
発行日
2003年09月
ページ 6-7/152-159
備 考 ‖森見登美彦[作家]略歴‖渡辺球[作家]略歴‖文学新人賞,文学賞,賞,日本ファンタジーノベル大賞
No2
記事種類 書評/インタビュー
タイトル 注目作先取りインタヴュー 森見登美彦『太陽の塔』新潮社 12.20刊行!
執筆者 森登美彦
雑誌名
野性時代
発行日
2004年01月
ページ 506-509
備 考 ‖森見登美彦[作家]略歴‖
その後、『四畳半神話大系』(2005年)、『きつねのはなし』(2006年)、『夜は短し歩けよ乙女』(2006年)、と出版しますがそのころのことについては『文藝』2011年5月号に掲載されていました。
No3
記事種類
タイトル 特集 森見登美彦 ※13~19歳の日記公開、盟友“明石氏”との対談で明かす19~23歳、森見文学と近代文学・京都・女子、全作完全インタヴュー、他
執筆者 森見登美彦/明石氏/千野帽子/田中貴子/山崎まどか/佐々木敦
雑誌名 文藝
発行日 2011年05月
ページ 4-33/52-83
備 考 ‖森見登美彦[作家]‖
No4
記事種類 インタビュー
タイトル 森見登美彦 森見登美彦の「それから」 24歳~ 初全作完全インタヴュー!創作の秘密に迫る“そして道は続く篇” 聞き手・佐々木敦
執筆者 森見登美彦/佐々木敦
雑誌名 文藝
発行日 2011年05月
ページ 64-83
備 考 ‖森見登美彦[作家]‖
記事によると、森見さんの作風には京都の堕落した大学生を描くものと『きつねのはなし』のようなファンタジーものがあり、本当は先にファンタジーの方をやりたかったとのこと。日本ファンタジーノベル大賞には『太陽の塔』と『きつねのはなし』『果実の中の龍』を合わせて応募したが、なんとファンタジーの要素があまりない『太陽の塔』が受賞してしまったそうです。
ファンタジーの要素がある、後に執筆する『有頂天家族』の構想もすでにあったが、受賞後も出版社の方に“腐れ大学生”を激しく所望され、しばらくそれを書くことになったと語っています。そのため『きつねのはなし』は出版が2006年になってしまいます。
その二つの要素が合わさり森見登美彦的世界が出現するのが『四畳半神話大系』です。
No5
記事種類 書評/インタビュー
タイトル ダ・ヴィンチほりだし本 森見登美彦『四畳半神話大系』太田出版 四畳半にたむろする21世紀版“当世書生気質”
執筆者 森見登美彦
雑誌名 ダ・ヴィンチ
発行日 2005年02月
ページ 47
備 考 ‖森見登美彦[作家]略歴‖
『太陽の塔』でも描かれた、主人公による四畳半の閉じた世界での妄想と、外の世界で起こるパラレルワールドが重なって描かれています。この作品はテレビアニメ化もされ、監督:湯浅政明、構成・脚本:上田誠、キャラクター原案:中村佑介、テーマ曲:アジアンカンフージェネレーション が担当しています。これと同じチームで後に映画『夜は短し歩けよ乙女』も製作されています。
No6
記事種類 対談
タイトル クローズアップ 映画『夜は短し歩けよ乙女』公開記念対談 森見登美彦・原作×上田誠・脚本
執筆者 森見登美彦/上田誠
雑誌名
小説野性時代
発行日
2017年05月
ページ 260-262
備 考 ‖上田誠[劇作家,演出家]略歴‖森見登美彦[作家]略歴‖
No7
記事種類 書評/インタビュー
タイトル psiko culture 読書 著者に聞く 森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』角川書店 天然な乙女と純朴な先輩が、京都で遭遇する不思議な出来事とは?
執筆者 森見登美彦
雑誌名
プシコ
発行日
2007年02月
ページ 100
備 考 ‖森見登美彦[作家]‖
No8
記事種類 書評/インタビュー
タイトル 12月のおすすめ本 11月下旬発売予定 森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』角川書店
執筆者 森見登美彦
雑誌名
野性時代
発行日
2006年12月
ページ 556-559
備 考 ‖森見登美彦[作家]略歴‖
No9
記事種類 書評/対談
タイトル 対談 森見登美彦×大森望 空想でもいい、高らかに青春を謳え ※森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』角川書店
執筆者 森見登美彦/大森望
雑誌名
本の旅人
発行日
2006年12月
ページ 10-15
備 考 ‖大森望[翻訳家,映画評論家,SF評論家]‖森見登美彦[作家]‖
小説『四畳半タイムマシンブルース』の執筆については『メンズノンノ』2022年10月号、『日経エンタテインメント』2020年10月号、『ダ・ヴィンチ』2020年9月号に詳しく掲載されていました。
No10
記事種類 書評/インタビュー
タイトル MEN’S NON-NO CULTURE BOOK&COMIC 森見登美彦『四畳半タイムマシンブルース』KADOKAWA タイムマシンで昨日へ! 四畳半の世界が帰ってきた
執筆者 森見登美彦
雑誌名
メンズノンノ
発行日
2020年10月
ページ 125
備 考 ‖森見登美彦[作家]‖
No11
記事種類 書評/インタビュー
タイトル エンタ!マンスリーセレクション 本&マンガ 森見登美彦『四畳半タイムマシンブルース』 初期の代表作が演劇の人気作品とコラボ あの『四畳半神話体系』が新たな味わいの続編に
執筆者 森見登美彦
雑誌名
日経エンタテインメント
発行日
2020年10月
ページ 94
備 考 ‖森見登美彦[作家]‖
No12
記事種類 書評/インタビュー
タイトル davinci pick up “同じ時期に生まれた双子”を合体させてみました 『四畳半タイムマシンブルース』刊行記念インタビュー 森見登美彦
執筆者 森見登美彦
雑誌名
ダ・ヴィンチ
発行日
2020年09月
ページ 84-85
備 考 ‖森見登美彦[作家]略歴‖
記事によると、アニメ版『四畳半神話大系』の脚本を書いた上田誠さんが主宰する「劇団ヨーロッパ企画」の舞台『サマータイムマシン・ブルース』を、『四畳半神話大系』に登場するキャラクターで小説にしたのが『四畳半タイムマシン・ブルース』だということです。
『ダ・ヴィンチ』2020年9月号のタイトルに「“同じ時期に生まれた双子”を合体させてみました」とあるのはそのことです。森見さんは「上田さんも大学が京都~省略~ふらふらしている大学生の頃から創作を始めて、それが自然と仕事になった。重なるところがあると思います」とコメントしています。
森見登美彦さんの特集号で最大のものは『文藝別冊』2019年1月号になります。
No13
記事種類
タイトル 森見登美彦 寄稿漫画 ※萩尾望都、今日マチ子、かしのこおりによる寄稿
執筆者 萩尾望都/今日マチ子/かしのこおり
雑誌名
文藝別冊
発行日
2019年01月
ページ 64/134-135/252-255
備 考 ‖森見登美彦[作家]‖
No14
記事種類
タイトル 森見登美彦 森見登美彦をつくった100作 小学生、中高生、大学生、それ以降の4時代に分けてセレクトした作品群から、氏の誕生の秘密を垣間見る。
執筆者 森見登美彦
雑誌名
文藝別冊
発行日
2019年01月
ページ 65-90
備 考 ‖森見登美彦[作家]趣味‖
No15
記事種類 インタビュー
タイトル 森見登美彦 森見登美彦5万字ロングインタビュー 【後篇】 登美彦氏、華麗なる迷走の奇跡 2011年→2018年
執筆者 森見登美彦/佐々木敦
雑誌名
文藝別冊
発行日
2019年01月
ページ 104-123
備 考 ‖森見登美彦[作家]‖
No16
記事種類
タイトル 森見登美彦 寄稿エッセイ ※綿矢りさ、向井理、宮木あや子、小谷真理、飴村行、東雅夫、上田誠による寄稿
執筆者 綿矢りさ/向井理/宮木あや子/小谷真理/飴村行/東雅夫/他
雑誌名
文藝別冊
発行日
2019年01月
ページ 124-133/186-203
備 考 ‖森見登美彦[作家]‖
「書き下ろし全著作解説エッセイ」「森見登美彦をつくった100作」「5万字ロングインタビュー」、恩田陸さん・黒田硫黄さんとの対談、など1冊まるまる森見さんの特集になっています。その後出版された『新釈 走れメロス』(2007年)、『有頂天家族』(2007年)、『恋文の技術』(2009年)、『宵山万華鏡』(2009年)、『ペンギン・ハイウェイ』(2010年)、『夜行』(2016年)、『熱帯』(2018年)、などについても詳しく解説されています。
森見登美彦さんの索引、その他です。
No17
記事種類
タイトル 私の地図 512回 森見登美彦 幼少期に見た、太陽の塔。あまりの衝撃に圧倒され、それ以来、原風景として僕の心に刻まれました
執筆者 森見登美彦
雑誌名
週刊現代
発行日
2022年03月19日
ページ 76-78
備 考 ‖森見登美彦[作家]‖
No18
記事種類 書評/対談
タイトル 〈リクエスト・アンソロジー〉刊行記念対談 宮内悠介×森見登美彦 ※『宮内悠介リクエスト! 博打のアンソロジー』、『森見登美彦リクエスト! 美女と竹林のアンソロジー』
執筆者 宮内悠介/森見登美彦
雑誌名
小説宝石
発行日
2019年04月
ページ 240-245
備 考 ‖宮内悠介[作家]‖森見登美彦[作家]‖
No19
記事種類 書評/インタビュー
タイトル 気になるあの人、あの本。 作家 森見登美彦さん 『熱帯』文藝春秋 別世界への扉を作ったつもりです。どんどん扉を開けて下さい!
執筆者 森見登美彦
雑誌名
オレンジページ
発行日
2019年03月02日
ページ 77
備 考 ‖森見登美彦[作家]‖
No20
記事種類 書評/インタビュー
タイトル 第160回直木三十五賞候補作発表 全候補作家インタビュー 一筋縄でいかない怪作 森見登美彦『熱帯』文藝春秋
執筆者 森見登美彦
雑誌名
オール読物
発行日
2019年01月
ページ 110
備 考 ‖森見登美彦[作家]‖
No21
記事種類 座談
タイトル 愛しんどい京都 京都に対する複雑な思い 「いけず」と「歴史疲れ」 突き放すからこそ書けるもの 固有名詞が持つイメージ 京都の「豊かな空き地」
執筆者 綿矢りさ/万城目学/森見登美彦
雑誌名
新潮
発行日
2016年12月
ページ 131-140
備 考 ‖万城目学[作家]‖森見登美彦[作家]‖綿矢りさ[作家]‖
No22
記事種類 書評/インタビュー
タイトル 特集 作家生活祝・10周年 森見登美彦 10周年記念作『夜行』刊行。ついに、長い夜が明けた 森見登美彦インタビュー 『夜行』は夜を体験する小説にしたいと思いました
執筆者 森見登美彦
雑誌名
ダ・ヴィンチ
発行日
2016年12月
ページ 160-163
備 考 ‖森見登美彦[作家]‖
No23
記事種類 インタビュー
タイトル 特集 作家生活祝・10周年 森見登美彦ロングインタビュー 13年かかった10周年を13のキーワードで振り返る
執筆者 森見登美彦
雑誌名
ダ・ヴィンチ
発行日
2016年12月
ページ 174-179
備 考 ‖森見登美彦[作家]‖
No24
記事種類 対談
タイトル 文学 「怠け者」からの愛のメッセージ 森見登美彦×本仮屋ユイカ ※森見登美彦著『聖なる怠け者の冒険』がTBS「王様のブランチ」で本仮屋ユイカ賞受賞 司会・瀧井朝世
執筆者 森見登美彦/本仮屋ユイカ
雑誌名
AERA
発行日
2014年03月31日
ページ 60-61
備 考 ‖本仮屋ユイカ[タレント]略歴‖森見登美彦[作家]略歴‖
No25
記事種類 書評/インタビュー
タイトル BOOK この本の本音 森見登美彦『聖なる怠け者の冒険』朝日新聞出版 “怠け者”が主人公の摩訶不思議な小説 単行本化にあたり全面的に書き直した
執筆者 森見登美彦
雑誌名
CREA
発行日
2013年07月
ページ 215
備 考 ‖森見登美彦[作家]‖
No26
記事種類 対談/書評
タイトル 森見登美彦『四畳半王国見聞録』刊行記念対談 わがままに書く、その先に…
執筆者 萩尾望都/森見登美彦
雑誌名
波
発行日
2011年02月
ページ 2-5
備 考 ‖萩尾望都[漫画家]‖森見登美彦[作家]‖
No27
記事種類 書評/インタビュー
タイトル 郊外から見える“世界の果て” 森見登美彦『ペンギン・ハイウェイ』角川書店 ※初めて京都以外の街が舞台、初めて小学生の男の子が主人公、自身の子供時代、なぜペンギンか、25の質問など
執筆者 森見登美彦
雑誌名
本の旅人
発行日
2010年06月
ページ 2-11
備 考 ‖森見登美彦[作家]略歴‖
No28
記事種類 書評/インタビュー
タイトル 書いた本、読んだ本 森見登美彦『有頂天家族』幻冬舎 化けたり化かされたり。京都の街に巻き起こる愉快な狸の大芝居
執筆者 森見登美彦
雑誌名
日経ウーマン
発行日
2007年12月
ページ 109
備 考 ‖森見登美彦[作家]略歴‖
No29
記事種類 対談/グラビア
タイトル 森見登美彦の歩き方 「乙女」の為の徹底ガイド 森見登美彦、「究極の黒髪の乙女」に出会う
執筆者 森見登美彦/本上まなみ
雑誌名
野性時代
発行日
2007年04月
ページ 48-54
備 考 ‖本上まなみ[女優,モデル]‖森見登美彦[作家]‖
No30
記事種類 対談
タイトル 物語の若き担い手たち お笑いから小説家へ「劇団ひとり」vs笑いを描く小説家「森見登美彦」 「笑いの中にある救いを描くために」
執筆者 劇団ひとり/森見登美彦
雑誌名
パピルス
発行日
2006年06月
ページ 64-66
備 考 ‖劇団ひとり[コメディアン]‖森見登美彦[作家]‖