ラムネ(2022年8月19日作成)
ポンッという栓を抜く音ともにシュワシュワとあふれ出す泡、ビンの中で転がるガラス玉の音。ラムネは日本の夏の風物詩として定着し、俳句の世界では夏の季語にもなっています。
日本に炭酸飲料が伝えられたのは、アメリカからペリー提督が浦賀に来航したときに幕府の役人に振る舞った「炭酸レモネード」が最初と言われています。
栓をあけたときのポンッという大きな音に驚き、「新式の銃か!」とカン違いした侍達は刀の柄に手をかけたそうです。そのせいか当時は「鉄砲水」「ポン水」と呼ばれていました。
ラムネという名称もレモネードという名称が訛ったものといわれています。
炭酸飲料のラムネとサイダーの違いですが、原材料は同一でガラス玉で栓をしたものがラムネ、王冠で栓をしたものがサイダーに分けられます。またサイダーは大企業でも製造出来ますが、ラムネは分野調整法により中小企業にのみ製造が許可されている製品であることも特徴です。
独特の形状をしたラムネ瓶ですが、ガラス玉で栓をする玉詰め瓶は19世紀にイギリスのハイラム・コッドが発明しました。王冠栓が発明されるとガラス玉の栓は世界的に廃れていきましたが、なぜか日本のラムネ瓶だけは現在も生き残りました。
現在、ラムネ瓶の殆んどが使い捨てのプラスチック瓶となり、再使用ができる昔ながらの全ガラス瓶は製造修了から既に25年以上がたち、現在流通している分が消耗すれば販売が出来なくなります。
ガラス瓶を使ったラムネは、都内で極少数が現在も流通していますが、飲み終わった後に責任を持って回収・返却可能なお店にのみ卸される貴重な商品となっています。
昭和28年には4憶1500万本出荷されたラムネですが、現在では約7000万本の出荷となり最盛期の16%まで減少してしまいました。しかしご当地ラムネのブームでデパートに特設コーナーが作られたり、海外の日本食レストランでも提供されるなど、再び注目も浴びています。
今年の猛暑はまだまだ続きそうです。なつかしくて飲むのも楽しいラムネで涼んでみてはいかかがでしょうか?
今回は件名キーワード『ラムネ』より全23件と目録データ分の索引を合わせた25件を紹介します。
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No1
記事種類
タイトル 柴又 金町 亀有 “活気”と“脱力”が入り混じる不思議な下町の歩き方 “愛され地ラムネ”を求めて柴又へ ※大越飲料商会の柴又ラムネ、柴又ラムネが飲める店
執筆者
雑誌名
散歩の達人
発行日
2016年09月
ページ 58-59
備 考 清涼飲料水,飲みもの,ラムネ
No2
記事種類
タイトル 大人の社会見学 メイド・イン関西 29回 瓶ラムネ ハタ鉱泉株式会社 飲むたびに響くガラス玉の音と爽快な喉越しが涼を呼ぶ日本の夏の風物詩
執筆者
雑誌名
関西ウォーカー
発行日
2016年06月21日
ページ 106
備 考 清涼飲料水,飲みもの,ラムネ
No3
記事種類
タイトル 夏グルメ ただならぬ涼味、揃えました 涼スイーツ ラムネ 風鈴の音が鳴る全ガラス製瓶を探して 残り1000本。美しきガラスの音は消えるのか ※大越飲料商会
執筆者 鈴木健太
雑誌名
散歩の達人
発行日
2014年08月
ページ 36
備 考 清涼飲料水,飲みもの,ラムネ
No4
記事種類 インタビュー
タイトル なぜそこに気づかないか? 「いつもの仕事」が突然うまく回り出す アイデア社長の秘密ノウハウ8 宣伝がいらない商品名 木村飲料 木村英文 「富士山サイダー」はなぜ脚光を浴びたか
執筆者 木村英文/大塚冬洋
雑誌名
プレジデント
発行日
2013年11月04日
ページ 76-77
備 考 清涼飲料水,食品各社,飲みもの,サイダー,ラムネ
No5
記事種類
タイトル マジカル・ファクトリー・ツアー 今年の夏はもう飲んだ? ラムネ ※誕生秘話、ラムネ瓶の歴史、ラムネ日本地図、川崎飲料の工場レポートと竹島伸浩社長に聞く、他
執筆者
雑誌名
オトナファミ
発行日
2012年09月
ページ 84-85
備 考 清涼飲料水,飲みもの,ラムネ
No6
記事種類
タイトル 生き残れ!ものづくりニッポンの世界に誇る我が国の技術力! ラムネの瓶の作り方 ラムネは熱いうちに打て!
執筆者
雑誌名
EX大衆
発行日
2011年12月
ページ 95
備 考 清涼飲料水,飲みもの,ラムネ
No7
記事種類
タイトル おッ!と東方見聞録 キムチ、たこ焼きなど30種類 大阪発の“不思議味”ラムネ ※ハタ鉱泉
執筆者
雑誌名
FLASH
発行日
2009年09月01日
ページ 102
備 考 清涼飲料水,飲みもの,ラムネ,変わり種
No8
記事種類
タイトル 港区物語 港区・情味物語 「大川食品工業」 郷愁のオンパレード ※代表取締役・大川佳文、大阪サイダー、パレード、シーホップ、ラムネなど
執筆者 大川佳文/古沢博司
雑誌名
大阪人
発行日
2009年09月
ページ 21-23
備 考 清涼飲料水,飲みもの,炭酸飲料,サイダー,ソーダ,ラムネ
No9
記事種類
タイトル 売れ筋探偵団 地サイダー・地ラムネ 懐かしさと面白さで人気者に ※丸善市町「夕張石炭ラムネ」、友桝飲料「スワンサイダー」「指宿温泉サイダー」、ハタ鉱泉「たこ焼風ラムネ」、他
執筆者 中原敬太
雑誌名
日経ビジネス
発行日
2009年07月13日
ページ 66
備 考 清涼飲料水,飲みもの,サイダー,ラムネ
No10
記事種類 グラビア
タイトル 縁日、駄菓子屋、夏休み…子供時代の味がする 5月4日はラムネの日 シュワシュワ懐かしいラムネBEST25
執筆者
雑誌名
週刊大衆
発行日
2009年05月04日
ページ 78-79
備 考 清涼飲料水,飲みもの,ラムネ
No11
記事種類
タイトル 残暑に懐かしさと涼を運ぶ 全国地サイダー&地ラムネ探訪 今、地サイダーブームのその理由 ※静岡の「木村飲料」工場探訪、サイダーとラムネの雑学、他
執筆者
雑誌名
世田谷ライフマガジン
発行日
2008年09月
ページ 108-117
備 考 清涼飲料水,飲みもの,サイダー,ラムネ
No12
記事種類
タイトル シュワシュワ~ッ ご当地サイダー25本ガブ飲み! 昔飲んだあの味、あの色、あの刺激 ※ご当地サイダー、ラムネ、ラムネを使ったカクテル、トリビア、他
執筆者
雑誌名
EX大衆
発行日
2007年09月
ページ 80-82
備 考 清涼飲料水,飲みもの,サイダー,ラムネ
No13
記事種類
タイトル TREND WATCHING キュウリ、わさび、プリン味…。この夏は、飲む前に背筋が凍る?恐ろし系炭酸飲料で、あわわわわワァー!
執筆者
雑誌名
DIME
発行日
2007年07月17日
ページ 13
備 考 清涼飲料水,飲みもの,炭酸飲料,サイダー,ソーダ,ラムネ
No14
記事種類
タイトル After Hours LIQUOR 今月のPLAYBOYな酒 57回 フランスの「リモナード」と日本の「ラムネ」
執筆者 田崎真也
雑誌名
PLAYBOY
発行日
2007年06月
ページ 17
備 考 清涼飲料水,飲みもの,ラムネ
No15
記事種類
タイトル Tokyo Eye ラムネと防衛の形骸化でまがい物を飲まされる 器と中身がズレても飲み物なら笑える だけどミサイルは取り返しがつかない
執筆者 アーサー・ビナード
雑誌名
ニューズウィーク日本版
発行日
2006年12月20日
ページ 15
備 考 ‖アーサー・ビナード[詩人]‖国防力,自衛隊の戦力,戦略,戦力,日本の軍備,防衛計画,防衛政策,防衛戦略,防衛力,清涼飲料水,飲みもの,ラムネ,ミサイル防衛
No16
記事種類
タイトル 記念日散歩ノート 5月4日 ラムネの日 大越飲料商会【新柴又】 幼い日の夏の記憶を蘇らせるビー玉の音とガラス瓶
執筆者 塚田有香
雑誌名
散歩の達人
発行日
2003年05月
ページ 5
備 考 清涼飲料水,飲みもの,ラムネ,記念日,連載
No17
記事種類
タイトル COOL 涼 追い求めてこそ手に入る悦楽。 ※ラムネを製造するトンボ飲料の澤田博美、八ヶ岳ブルーワリー醸造スタッフの網谷光り、天然氷製造の阿佐美哲男
執筆者 中村千晶
雑誌名
AERA
発行日
2002年07月08日
ページ 80-81
備 考 清涼飲料水,ビール,飲みもの,氷,ラムネ,氷屋
No18
記事種類
タイトル あれも食いたい これも食いたい 611回 ラムネの流儀
執筆者 東海林さだお
雑誌名
週刊朝日
発行日
1999年10月01日
ページ 58-59
備 考 ‖東海林さだお[漫画家]食、連載‖清涼飲料水,飲みもの,ラムネ
No19
記事種類
タイトル 絶滅寸前稀少商品製造元訪問記 16回 ラムネ ※東京飲料合資会社
執筆者
雑誌名
サライ
発行日
1996年03月07日
ページ 61
備 考 清涼飲料水,飲みもの,ラムネ
No20
記事種類
タイトル あなたに代わって見聞帖 ラムネびんの中のガラス玉は、どうやって入れるの?
執筆者
雑誌名
オレンジページ
発行日
1994年09月02日
ページ 125
備 考 清涼飲料水,飲みもの,ラムネ
No21
記事種類
タイトル 歩く商品学 55回 ラムネとサイダーの違いは ※アサヒビールに聞く,ラムネビンのビー玉の入れ方、閉め方付き
執筆者 綱島理友
雑誌名
週刊朝日
発行日
1994年08月26日
ページ 72
備 考 清涼飲料水,飲みもの,サイダー,ラムネ
No22
記事種類
タイトル ものたちの新時代 4回 〈清涼飲料〉 機能性食品ブームの中で展開されるドリンク・サバイバル 郷愁のラムネ、第6の栄養素・食物繊維飲料の登場
執筆者 生江有二
雑誌名
ビジネス・インテリジェンス
発行日
1988年06月
ページ 126-129
備 考 清涼飲料水,飲みもの,ラムネ
No23
記事種類
タイトル 値段の明治・大正・昭和風俗史 184回 乳酸飲料 淡い夢の甘酸っぱさ ※ラムネ、「カルピス」
執筆者 田中千禾夫
雑誌名
週刊朝日
発行日
1983年04月29日
ページ 84-85
備 考 ‖田中千禾夫[劇作家,演出家]‖清涼飲料水,飲みもの,カルピス,乳酸菌飲料,ラムネ
No24
記事種類 グラビア
タイトル インサイド・アウト 伝統復活 ラムネの由来など
執筆者
雑誌名
週刊朝日
発行日
1980年07月04日
ページ 204
備 考 ‖グラビア‖16-010-005[飲みもの]清涼飲料水‖
No25
記事種類
タイトル ロータリー ラムネ
執筆者
雑誌名
週刊朝日
発行日
1954年05月30日
ページ 51
備 考 ‖16-010-005[飲みもの]清涼飲料水‖