書誌情報
昭和34年 2月20日発行(1959) |
著作者 |
大宅壮一 |
発行者 |
古田晁
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印刷者 |
草刈親雄
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印刷所 |
中央精版
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発行所 |
筑摩書房
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13.8cm×19.4cm(ハードカバー)、本文279頁 |
目次
乱世遊泳術
遊泳法いろいろ
プロ・レス流とタヌキ流
かつがれ流と側近流
財界各流
転向流および珍種
文壇各流
学者のストリップ
多角的人生経営論
人生の横の面における多角性
人生の縦の面における多元性
生活の新戦術
天を恐れぬ策謀家 河野一郎
“実力者”ナンバーワン
ワシントン詣で
海道一の大親分
新聞記者時代
鳩山家の台所を賄う
天を恐れない“河野流”
守勢に立つ特攻隊長
政界の石田三成
芸術家という名の興行師 東郷青児
怪物の二科再建法
ワンマンここに誕生す
狙う最大の興行価値
強靱な生活力
在野の名誉と誇り
宣伝は手段か目的か
ものにしてから口説け
人物鑑定法
対人関係の文法
人物鑑定・歩兵操典
ブラフを見抜くべし
「人がいい」という意味
パチンコの要領で
同僚に喜ばれるには
AがA‘になる場合
転向百八十度型から小刻み型
本質は類型に通じる
各界知名人のタイプを分類する
信仰型と懐疑型
友情型と孤独型
親分型と子分型
攻撃型と守備型
理想型と現実型
偽善型と露悪型
正道型と奇道型
紳士の系譜
外国持込みの紳士道
特産地英国
よく出来たフランス人形
戦後派のアメリカ型
新版 夫を成功させる法
悪妻の効用
マネジャー型奥さん
家庭教師型と渉外係型
姐御型とスポンサー型
“妾閥”ならびに外助型
浪費型各種
同居型 その他
世界をリードする巨人の夫人たち
三つの種類がある
二人の大統領夫人
宋家の三姉妹たち
毛首席の三人の妻
革命運動の共稼ぎ
一等女房のいろいろ
“内助”の日本記録保持者 川喜多かしこ
世界を股のシネラマ夫婦
“丸髷弾丸”ワンダフル
川喜多氏の半生
名は体をあらわす
東和商事のプリ・マドンナ
内助の日本新記録
戦中・戦後の事業力
未来の夫婦の理想像
花形学概論 スターに於ける民族的特性
肥料がなくては育たぬ
人気変動の見本
階級と比例する拍手
人気の論理
一
二
三
四
五
六
現代英雄論
英雄は時代の影法師
英雄と戦争
民族統一の英雄
第二次大戦後の英雄
英雄の民族性
日本英雄列伝
人気者五十年史
一
二
三
四
石川達三の作品の秘密
文壇一の常識人
精神的恥部のストリップ
壺井栄の魅力
素朴な手織木綿の味
小豆島のモダン・ガール
第一次の太陽族と
「略取」の時代
黄金の文学「壺井ブーム」
壺井と徳永
庶民的ヒューマニズム
南無!最大公約数的文学
素人くさい玄人 森繁久弥
人気の源泉
育ちの良さ
関西的な市民精神
永遠の女性 高峰秀子
セルフ・メード・ウーマン
第一級の女性
豪華な秀子コレクション
「人間」への再生
教祖になる秘訣
教祖たるべき素質
演出とサクラ
教祖紳士録
教祖的人物銘々伝
一
二
三
人生派の教祖 武者小路実篤
今も変らぬ人気
ユートピア建設に乗り出す
その希少価値
お目出たい人
オブジェ派の教祖 勅使河原蒼風
“オブジェ”氾濫時代
名前の美学
最大限の利用するマス・コミ
ファンの陥る錯覚
稀代の演出家
家元は一寸よござんす
信者のいない文化教祖 岡本太郎
アヴァンギャルドの旗手
岡本半平
おれはピカソを乗りこえている
信者のいない文化教祖
職業創作論
教養はどこにいても身につけられる
現代教育五つの迷信
よく働き、よく遊ぶ
一
二
三
雨蛙
劣等感
穴
A級とB級
外語志願
人格学
手と人物
身長
サラリー馬
鉄道
定年退職
自己演出
頭の変色
もうかる犯罪
アイディア業
生活の保障
貯金
盲点をつく土地売買
“人気者大売出し”の宣伝術
ゴルフの効用について
知識的自由労働者に就て
一
二
三
階級的技師としての知識人
一
二
三
自由労働者としてのサラリーマン 履歴書に現れた二つの傾向に就いて
1
2
3
4
5
6
サラリーマンの生活と思想
一
二
三
四
五
サラリーマンの生活不安とその克服
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
非常時にふさはしい職業は何か
あとがき