書誌情報
昭和42年 2月10日発行(1967) |
著作者 |
大宅壮一 |
発行者 |
村上政之
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印刷所 |
大日本印刷
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発行所 |
サンケイ新聞出版局
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11.8cm×18cm、本文349頁 |
目次
著者の言葉
講壇ジャーナリスト論
Ⅰ 河盛好蔵・中野好夫・桑原武夫
一
二
三
四
Ⅱ 平野義太郎・中村哲・清水幾太郎
一
二
三
四
文化界の教祖たち
一
二
三
四
五
六
アメリカ型日本人とソビエト型日本人
一
二
三
四
五
六
ニセ・マルクス四兄弟
一 プロレタリア大陸への密航者
二 社会主義ギルドとニセ・マルクス商会
三 デマゴーグ・ルンペンの一群
四 ニセ・マルクス兄弟商会の繁栄
五 マルクス五十周年と本願寺
六 市場獲得のための「共同戦線党」
七 長兄大森義太郎の辣腕
八 ボロを出した清盛弁証法
九 君子危きに近づかぬ向坂逸郎
一〇 これでも立派なマルクス主義者
十一 “学徒”佐々弘雄の珍哲学
十二 学者くづれのルンペン石浜知行
十三 マルクス、「マルクス主義者」に非ず
一流品でない一流型人種
近世日本自殺名士銘々伝
文士自殺の先駆けとなった透谷と眉山
人生不可解の謎を残した藤村操の投身
演出効果百パーセントの乃木大将のハラキリ
芸術に生き情熱に燃えた松井須磨子の縊死
永遠の世界へ憧れた野村隈畔の抱合心中
道徳的な化粧をした有島と波多野秋子の情死
想わせたっぷりな遺書を残した芥川竜之介の自殺
自殺者の聖地、坂田山と三原山
戦争に隠蔽された混血の歌人関屋敏子の悶死
死をもって東条に抗議した中野正剛の割腹
逮捕状の前に崩れた公爵近衛文麿の自決
ヒロポンとアドルムに身をくちばむ戦後派文士
権勢と叛逆を生む・山口
マルクス教の聖人・河上肇
殉国烈士と共産党の元勲
“人材輩出”の根因
“尻で光るホタル主義”
岸一族の人物構成
非人道的きびしさ
岩国のズンムたち
四人の総理を教えた名校長
“平民的”な毛利の殿様
遠い世界に憧れる下関女性
“藩用族”の維新の志士
革命はボロイという教訓
京都左翼の系譜
毎日がメーデーの連続
欧化の最先端を行く
“攘東京”と“本山”主義
西園寺と立命館
反東大・反政府・反米
三K時代から西田哲学へ
社会党の三人男
同志社のガンジー
日本共和国の大統領
二十五年前の進歩人
鴨川の水は流れても
阪僑罷り通る
女房は京都、小僧は江戸
“大阪弁エリア”
“帰化大阪人”小林一三
財無くて大を成す
典型的な“阪僑”たち
大阪の最大の強味
異色の学者とジャーナリスト
わが世の春の芸能界
「暖簾」と“七色のパンティ”
阪僑代表チーム
劇壇藤吉郎・菊田一夫
台本総数千三百余本
異数の出世男
悲惨な生い立ち
がしんたれ時代
美也子という青い鳥
今様「太閤記」
処女作が二本
骨のズイまでの庶民
被圧迫民族の性格
「七対子」伝説
せいいっぱいの努力
歌舞伎をどうこなすか
菊田株はまだ「買い」だ
オブジェ派の教祖・勅使河原蒼風
“オブジェ”氾濫時代
名前の美学
最大限の利用するマス・コミ
ファンの陥る錯覚
稀代の演出家
家元は一寸よござんす
信者のいない文化教祖・岡本太郎
アヴァンギャルドの旗手
岡本半平
おれはピカソを乗りこえている
信者のいない文化教祖
素人くさい玄人・森繁久弥
人気の源泉
育ちの良さ
関西的な市民精神
高田保論
一
二
三
あゝ浅沼委員長
1
2
3
4
5
野上弥生子と漱石山脈
保守と革新を両手に花
明治女学校最後の卒業生
学生結婚のはしり
漱石植民地の長官
日暮里御殿の主婦として
英知にひそむ母性愛
徹底した個人主義
みめ美わしく才たけて
新版 夫を成功させる法
悪妻の効用
マネジャー型奥さん
家庭教師型と渉外係型
姐御型とスポンサー型
“妾閥”ならびに外助型
浪費型各種
同居型 その他