書誌情報
昭和56年 6月25日発行(1981) |
著作者 |
大宅壮一 |
発行者 |
近藤恆夫
|
印刷者 |
北島義俊
|
印刷所 |
大日本印刷
|
発行所 |
蒼洋社
|
発売所 |
英潮社
|
13.9cm×19.6cm(ハードカバー 函入〈14.4cm×20.6cm〉)、本文422頁 |
目次
写真:水上温泉(昭和10年ごろ)
写真×2:“踊る宗教”の教祖,北村サヨと(昭和31年)
写真:理研映画の運動会(昭和16年)
写真:長男 歩と(阿佐ケ谷時代・昭和11年)
写真:阿部真之助撮影(昭和12年ごろ)
写真:「宗教をののしる」初版本 昭和12年(信正社版)
Ⅰ
宗教をののしる
宗教インフレ時代
類似宗教のはんらん
宗教合資会社の続出
類似宗教の原型
「ひとのみち」の近代性
「教祖」の投機性
類似宗教と既成宗教
売り出しの神さまスター
豪華版「天理教」と「ひとのみち」の進出
赤字に悩む既成宗教
類似宗教とインテリ層
なぜ類似宗教ははやるか
「生長の家」を解剖する
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅳ
Ⅴ
新興宗教の自壊作用
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅳ
「ひとのみち」と現代世相
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅳ
「ひとのみち」とジャーナリズム
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅳ
宗教の台所調べ
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅳ
Ⅴ
Ⅵ
出口王仁三郎訪問記
わたしと王仁三郎
明智光秀の居城
日本一のジャーナリスト
百姓出の武者小路
邪教と伏せ字
教育界にのぞむ
学制改革と義務教育延長
大学の講義を笑う
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅳ
当世復興ばやり
人情復興
仁義復興
宗教復興
スタンプ狂とサイン狂
現代スリル論
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅳ
現代農村悲喜劇集
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅳ
Ⅴ
美談インフレ時代
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅱ
大本教弾圧是非
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅳ
類似宗教のナンセンス
「生長の家」とは?
宗教企業のうらおもて
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
邪教は西から 大阪の文化的植民地としての東京
新興神さま総まくり
口先一つで何十万、三日に一人・カミさま誕生
信者の家にさい銭箱、ホール経営よりもうかる
教祖の拝顔料二千円、“霊波”魚、野菜にもおよぶ
目をつぶり陶酔境、チケットいらぬ「踊る宗教」
孤忠を守る呉拓相、南風競わぬ璽宇内閣
ピタリ来ない客足、“砂糖買います”に転業
ありがたや恋の神さま、信仰ならよい? エロ
“世直し”の一言で繁盛、豪華な道場に溢れる信者
病気を担保に金貸し、土俗の神様・買い出し基地
“三尺の法竹”に吹き込む、風変わり虚無僧・海童和尚
新興宗教「戦後版」
璽光尊
観音会
PL教団
踊る神さま
踊る新興宗教
うつり変わる宗教
生き神さまの巻
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅳ
霊の独断をつく
術者のワナに陥る
心構えに飛躍あり
お光りさま昇天す 世界メシア教を赤裸にする
“知能犯的”印象岡田茂吉
耳のバカでかい“大先生”
アプレ宗教NO・1
骨董屋と美術学校
にせ札作りの名人
教祖の天皇化
無肥料の自然農法
長州の神々
敗戦の先達
松陰も人気なし
落ちぶれた閣下
久原と田中の結びつき
踊る神さま
悪口でも宣伝になる
ノン・プロ宗教
松沢部落の人々
人生の裏街道を行く
看板男葦原将軍
マッカーサーの親友
色とりどりの女病棟
医者と見分けられぬ患者
松沢の恩人呉秀三博士
病者よ希望をもて
“電圧”上がる創価学会 乗じられた共産党の御都合主義
創価学会
〈解説〉現代にも通じる新興宗教批判(山本七平)
月報15
吉祥寺のころ(石堂清倫)
意表をついた“戦場亡命”(松浦総三)
誤解と賞讃(夏堀正元)