大宅壮一全集 第15巻 人物料理教室

書誌情報

昭和57年  6月25日発行(1982)
著作者 大宅壮一
発行者 佐藤康夫
印刷者 北島義俊
印刷所 大日本印刷
発行所 蒼洋社
発売元 桜楓社
13.9cm×19.6cm(ハードカバー 函入〈14.4cm×20.6cm〉)、本文435頁

 
目次

『週刊文春』対談

写真:司馬遼太郎と(昭和41.9.5号)
写真:淡谷のり子と(昭和40.2.8号)
写真:三船敏郎と(昭和40.5.17号)
写真:中村鴈治郎と(昭和42.5.1号)
写真:児玉誉士夫と(昭和40.2.1号)
写真:三島由紀夫と(昭和41.5.9号)
写真:田中角栄と(昭和40.5.10号)
写真:堤清二と(昭和43.6.10号)
写真:淀川長治と(昭和45.10.12号)
写真:第1回「人物料理教室」掲載の表紙と本文(昭和40.1.4号)
写真:大宅夫妻(八幡山・昭和24年)

人物料理教室 ※小見出しなし
山本富士子(女優) “子供を生みなさい”に頬そめる美女

児玉誉士夫(元児玉機関) 千万人にひとりという影の怪物

淡谷のり子(歌手) うたと恋に生きぬいた純情忍法

宇都宮徳馬(衆議院議員) “代議士なんて、いつでもやめる”反骨

田中角栄(大蔵大臣) 越後の働き者と自任する若き蔵相

三船敏郎(俳優) ひと皮はぐと熱いヒューマニズム

大山康晴(名人) 吹いても飛ばない将棋の極意

吉行淳之介(作家) 青春は“遊廓”で

小川栄一(藤田観光など七社の社長) 観光日本を買い占めた小川栄一

中山恒明(医大教授) ガンでは死なない秘訣

大屋政子(帝人社長・晋三氏の夫人) “おとうちゃん夫人”

福田赳夫(蔵相) カンフル大蔵大臣だった福田赳夫

勝新太郎(俳優) 盲人役で演技開眼した勝新太郎

團伊玖磨(作曲家) セックスから音楽まで芸術院賞

三島由紀夫(作家) 一大ショックを与える切腹映画の秘密

宮沢喜一(参議院議員) 毎度有力なりしの“官房長官”

司馬遼太郎(作家) 竜馬が生きていたら三菱財閥をつくった

三波春夫(歌手) 十年で二五〇〇万枚のレコードを売った三波春夫

嶋田卓彌(ミシン会社社長) 元祖経営コンサルタントのアイディア人生

殿山泰司(俳優) 自称三文役者こと“性の達人”

大宅昌(壮一夫人) 野次馬評論家を圧倒・“猛妻賢母”

吉永小百合(女優) 大いに男にだまされろ

秦野章(六十七代目) 私大出の警視総監第一号

立川談志(落語家) “おれの商品価値は生意気だ!”

中村鴈治郎(上方歌舞伎) “私も老いらくの恋を”人間国宝

城市郎(蒐集家) 煙草を断って発禁本一万冊に溺れた城市郎

尾崎盛光(文学部事務長) われこそ東大生の“やり手婆ぁ”

榊原仟博士(外科医) 切ったハートが六五〇〇、心臓外科・榊原仟博士

塚本幸一(女性下着メーカー) パンティのマル秘教えます

戸川幸夫(動物文学者) “けだもののプライバシー”

井深大(ソニー社長) 日本企業“ビックリ箱”の秘密

堤清二(デパート店長) 大いに五島昇とケンカせよ

高木東六(作曲家) ソプラノの女性が最高です

斎藤茂太(兼エッセイスト) 斎藤茂吉の息子で精神科院長

相馬雄三(文化サロン主) お菓子のアカデミズム、中村屋三代

イーデス・ハンソン(碧眼の日本人) “アメリカ人は田舎者だなァ”

植草甚一(映画・音楽評論家) キリストもLSDを飲んでいた

荒川秀俊(気象学者) 天気予報で成功した「真珠湾」

黒川紀章(建築家) 未来都市は毛深くなる

黒沢聰樹(消毒業) 三億匹と対決する“ネズミの殺し屋”

小沢昭一(俳優) 芸能人は日蔭者なんだヨ

加藤芳郎(漫画家) 男っぽい“漫春画”を描きたいナァ

八木喜三朗(観相家) 百パーセント適中!将来の歴代首相

川上宗薫(作家) 失神前No.1のホステス捕獲術

青木孝韶(アイデア会社社長) “大人の玩具”ほどステキな商売はない

円山雅也(弁護士) 妻の整形手術で離婚請求

坂本二郎(未来学者) ホステスで“都市”の性格診断

渡紀彦(「アンネ」命名者) “人妻バンク”で離婚のすすめ

高賀富士子(美容学校長) クレオパトラが使った“練香水”

なだいなだ(アル中医学) “一杯入ると調子がいい”は赤信号

畑正憲(動物エッセイスト) 味はミミズが一番!

淀川長治(映画評論家) 映画ニギニギおじさん

〈解説〉出ずっぱり長期口演(村島健一)
  好奇心こそ“毒舌”の内訳
  おエラいワースト3
  特厚トンカツぺろりん



月報27
  偉い先輩(河盛好蔵)
  素顔の大宅さん(吉田信)
  大宅先生の「恐妻」(久保田勝子)

全集 第14巻 大学の顔役

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