書誌情報
| 昭和32年 3月15日発行（1957） |
| 現代新書58 |
| 著作者 |
大宅壮一 |
| 発行者 |
枝見静人
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| 印刷者 |
藤本鞏
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| 印刷所 |
藤本綜合印刷
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| 発行所 |
現代社
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| 10.7cm×17.3cm、本文224頁 |
目次
現代人の生活戦術
多角的人生経営論
人生の横の面における多角性
人生の縦の面における多元性
兜町 そのカラクリの裏とおもて
人間の賭博本能
兜町に通う人々
東京証券取引所
電子管式計算器
ヘタ株とヘチ株
勝負師と自殺者
兜町の成功者たち
一攫千金の夢の行方
新版 夫を成功させる法
悪妻の効用
マネジャー型奥さん
家庭教師型と渉外係型
姉御型とスポンサー型
“妾閥”ならびに外助型
浪費型各種
同居型その他
現代人の魅力を探る
石川達三の作品の秘密
文壇一の常識人
精神的恥部のストリップ
壺井栄の魅力
素朴な手織木綿の味
小豆島のモダン・ガール
第一次の太陽族と
「略取」の時代
黄金の文学「壺井ブーム」
壺井と徳永
庶民的ヒューマニズム
南無！最大公約数的文学
人生派の教祖・武者小路実篤
今も変らぬ人気
ユートピア建設に乗り出す
その希少価値
お目出たい人
永遠の女性を演技する高峰秀子
セルフ・メード・ウーマン
第一級の女性
豪華な秀子コレクション
「人間」への再生
菊池寛の秘密
惜しみなく与える快感
鮮やかな女との別れ際
女性崇拝は劣等感から
新進作家で売り出しの頃
発菩提心から享楽主義へ
女護ケ島・文芸春秋社
暴かれたスキャンダル
女秘書と新潟芸者
愛情の半面打算忘れず
Ｗ型だが暴力には強い
夫人との間に不文律
男のチャンピオン
奇人怪物伝
巨人・南方熊楠
だだッ子、大谷光瑞
王仁三郎と穏田の行者
社会主義と米国伯爵
ダダイストとプロ作家群
色豪文士たち
奇人怪物の定義
世相・人物たぬき汁
死刑廃止是か非か
憲法改正は美容手術
時期と人の問題
戦前、戦後、戦中派
明治派と大正派
戦中派の抵抗
ワイセツ物か芸術か
判断は時の常識
モデル問題は創作力の衰退
売春史は繰り返す
人間の生活悪売春
例外中の例外、高尾
繰り返しの度に一歩前進
より有利な職業を
もうかる犯罪、サギ
政治とは予算の掠奪
補助金の行方と汚職
汚職犯罪には五段階
上役の立身出世主義
詐欺はもうかる犯罪
後をたたぬ公金詐欺
新結婚観を提唱する
その一・第二結婚論
その二・二回結婚論
私のいう第三結婚論
マス・コミの虚をつく
自分でも驚く流行語 太陽族
“太陽の季節”なぜ当つたか
何でも来いの石原兄弟商会
おそるべしマスコミの魅力
クイズについて
クイズ的遊戯とその賭博化
智能的で運も要因のクイズ
営業政策に使われたクイズ
大学の受験もクイズ化した
クイズ的な太陽族の処世術
世の中総てがクイズ化した
国鉄について
国鉄の大事故必然か、偶然か
無責任な運営が事故を生む原因
私の考える国鉄改造案その一
その二、国鉄を政治からはなせ
その三、鉄道の限界を再考せよ
動乱について
日本の場合
英仏の場合
埃国の場合
世界は一つ
死の商人動く
辻政信代議士
議員秘書とは
あとがき